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寝てるときに膝の内側が痛い!これってなんの痛み?

 

どうも。東京神田整形外科クリニック、理学療法士の鍋岡です。

 

今回は

寝てるときの膝の内側の痛みについてです。

 

「寝てるときに膝の内側が痛い!」

 

「寝起きの膝の内側の痛みってなに?」

 

など原因がわからずに悩んでいる人が多くいると思います。

 

では、なぜ膝の内側が痛くなるのか?

寝てる時に痛いというのはどういった状態なのか?

この点について徹底解説していきます。

 

膝の内側の痛み、特に寝てる時にも痛みがある方は要注意です!

痛みの改善方法や対策について紹介しているので最後までご覧ください!

 

 

【目次】

 

 
当院の再生医療治療について

当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。


東京神田整形外科クリニック
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膝の内側が痛いときに考えられる状態

 

膝の内側の痛みがある状態については以下の病名などが考えられます

 

一つずつ詳しく説明していきます。

 

内側半月板損傷

内側半月板損傷とは、膝を構成する骨の間にある半月板という組織に損傷がある状態です。

主には歩行や起立など膝関節への荷重の影響を受けて痛みを生じるケースが多いです。

内側半月板は日頃のストレスやスポーツ動作などが原因となって損傷を起こします。

寝ているとき痛むケースでは姿勢や膝を構成する骨の位置関係などの影響で持続的に膝関節へストレスがかかっているケースが考えられます。

 

変形性膝関節症

膝を形成する骨自体の変形が生じている状態です。

進行の状態によって症状・変形共に様々ですが、主には半月板と同様に歩行や起立など膝関節への荷重の影響を受けて痛みを生じるケースが多いとされています。

寝ているときに痛むケースでは痛みを生む刺激が荷重の影響を受けずとも生じているということになります。

そのため変形の程度としてはかなり進行が進んでいるケースが疑われます。

 

いずれの病名も膝の内側の組織が何かしらのストレスを受けて痛みを引き起こします。

主には歩行起立など荷重の影響を受けて痛みを生じるケースが多いです。
しかし、前述した通り、寝るときの姿勢や膝を構成する骨の位置関係などの影響で寝ているときに痛みを生じるケースがあります。

自身での判断は難しいため、まずは医療機関を受診し現状を把握する必要があります。

 

 

寝ていて膝の内側が痛いときの対策

寝ていて膝の内側が痛いときの対策は以下の2つです

 

  1. 就寝姿勢の改善
  2. ストレッチの実施

 

それぞれ説明していきます。

 

①就寝姿勢の改善

 

寝ていて膝の内側が痛いときの対策1つ目は「就寝姿勢の改善」です。

 

足がガニ股のように開いている場合や、内股のように内側に捻って寝ている場合は膝の位置を安定させることで痛みを防げる可能性があります。

寝てるときに膝の内側が痛い!これってなんの痛み?

寝てるときに膝の内側が痛い!これってなんの痛み?

ひざ下にクッションを入れ膝のお皿が上を向いた状態をキープするように支えます。

膝の捻りやO脚方向へのストレスを減少させることができます。

 

しかし膝を曲げた状態で長く保持することになりますので日頃のストレッチも必要になってきます。

 

②ストレッチの実施

 

寝ていて膝の内側が痛いときの対策2つ目は「ストレッチの実施」です。

今回は2つのストレッチを紹介します。

 

ストレッチとしては

 

膝の抑え込みストレッチ

⓵両手でお皿の上を抑える

②ベットに向かって垂直に押す

③その状態を15~20秒間保持する

寝てるときに膝の内側が痛い!これってなんの痛み?

 

もも裏~膝裏のストレッチ

①仰向けに寝て膝を伸ばした状態で上に挙げる

②つま先部分にタオルを引っかける

③伸びている感覚があるところで15~20秒間保持する

寝てるときに膝の内側が痛い!これってなんの痛み?

などが取り組みやすいかと思います。

毎日続けることのできるセット数を設定しましょう。

おすすめは起床後に1セット、就寝前に1セットです。

 

また膝の内側に熱を持っていたり、腫れ、発赤を生じている場合は炎症反応が生じている場合がありますので上記の対策と合わせてアイシングなどの実施も効果的です。

 

 

寝てるときに膝の内側が痛いのは重症かも

 

寝ているときに膝の内側が痛いのは重症かもしれません。

 

前述した通り内側半月板損傷や変形性膝関節症に関しては歩行や起立など荷重に伴って痛みを生じるケースがほとんどです。

 

寝ているときにも痛いというのは荷重までかからずとも姿勢や骨の位置関係程度の刺激で痛みを生じているということになります。

 

内側半月板損傷では炎症の慢性化、変形性膝関節症では重度の変形が生じている可能性が高くなります。もちろんどちらも生じているケースも少なくありません。

 

 

早めの対策が必要

 

早めの受診で対応できる場合もあるため早期の受診、対策が必要です。

受診して異変がなければそれはそれで安心材料になるはずです。

早期の受診で手術などが必要となる前に対応できるかもしれません。

 

治療としては

  1. 手術療法
  2. 保存療法

 

これらが挙げられます。

 

①手術療法

 

慢性的に痛みが長く続いており、画像所見で保存療法での対応が難しいと判断されると手術療法の適応となります。

主に半月板損傷には関節鏡手術、変形性膝関節症には人工膝関節置換術などが検討されます。

手術となると入院期間が必要な場合が多いです。

人工関節の場合では手術による侵襲が大きくなるため出血など身体への高い負荷が懸念されます。

そのため既往歴や年齢なども手術を選択する際の重要な要素となります。

 

②保存療法

 

手術することなく対応が可能と判断された場合に保存療法が選択されます。

症状面と画像所見、患者さんの希望を聴取し、総合的な判断で提案します。

 

保存療法では

 

  • 湿布や内服
  • 理学療法(リハビリ)
  • 物理療法
  • ヒアルロン酸注射
  • 再生医療

 

などが選択されます。

 

 

当院で行っている治療

 

当院では手術以外のすべての選択肢を提供できるよう努めています。

 

特に再生医療、リハビリテーションに力を入れて行っています。

 

①再生医療

 

PRP、エクソソームを主に扱っています。

 

関節内の損傷を修復することや軟骨の増生などが期待される因子を含んだ製剤を直接膝関節内に注射します。

 

ヒアルロン酸注射は関節内を保護することが目的ですが、再生医療は修復することを治療の目的としているためより根本的な改善が期待できます。

 

注射のみなので大きな傷はできませんし、入院の必要もありません。

 

保険適用外なので金額面でのデメリットはありますが当院では予算も含めて最適な治療を提案することができます。

 

②リハビリテーション

 

膝関節周囲の筋力や関節可動域、体重管理など様々な観点から治療を行っていきます。

歩容(歩き方)から膝の負担が生じている場合もあり、指導なども行っています。

 

膝関節は荷重関節ということもあり、体重・筋力の影響をかなり強く受けることが知られています。

 

再生医療で修復した組織は再度損傷や変形が起きる可能性がゼロとは言えません。

 

再発予防という観点からも再生医療と合わせて実施することで高い効果が期待できます。

 

再生医療、リハビリテーションともに初期段階の患者さんに対して強く効果を発揮する特徴があります。

 

「手遅れなので治りません。」

 

「もう手術しかありません。」

 

そうなる前にご相談いただきたいと思います。

 

 

まとめ

 

今回寝てるときに膝の内側に痛みについて紹介したことは以下のようになります。

 

〜痛みの原因は〜

  • 内側半月板損傷
  • 変形性膝関節症

 

〜対策は〜

  • 就寝姿勢の改善
  • ストレッチの実施

 

結論としては

 

寝てるときに膝の内側に痛みを感じた場合には、

 

荷重よりも弱い刺激で痛みを生じている可能性が高いので早期の受診をおすすめします。

 

手術しか選択肢がない状態に至る前に対応できる可能性があります。

 

ぜひご相談いただければと思います。

 

 

これからも膝に関する情報を一生懸命配信していきますので、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。 

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質問がある方は、コメント欄よりメッセージをください。 

 

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