【目次】

 

 

NHK出演の概要

 

理学療法士　神林

実は2月7日にNHKの番組で斎藤先生が出演されました。

素晴らしいですね。

 

写真1

 

齋藤医師

ありがとうございます。

 

理学療法士　神林

NHKの「あさイチ」でどんな取材をされたのでしょうか？

 

齋藤医師

癖の特集で特に貧乏ゆすりが意外な効果があるということで画像出演とコメントだけですけど出演させていただきました。

 

理学療法士　神林

ジグリングというやつですね。

 

齋藤医師

そうですね。

 

ジグリングについて

 

理学療法士　神林

その取材されたジグリングですが、齋藤先生の得意分野として雑誌やメディアで絶賛されてる内容です。

これはどのような治療法ですか？

 

齋藤医師

まずメインになるのは、体の痛みの仕組みや炎症反応で、これが全ての病気や怪我の源だということです。

そこに対して抗炎症効果が期待できるという考えがあります。

 

僕の恩師で股関節の世界的な手術の大家である井上明生教授が術後療法としてジグリング（貧乏ゆすり）を思いつき、非常にいい効果が出たということです。

 

まずは股関節の患者様に試行し、いい結果になったので、それを元に私が考えた膝ジグリング法をやってみると、割といい効果が出ました。

 

ジグリングの効果

 

理学療法士　神林

結構痛みが軽減されますよね。

 

齋藤医師

そうですね。

1番良いのが先に患者様の痛みが取れることです。

そして、固まってたり動きが悪かった方の痛みが取れて次に関節可動域（関節を動かせる範囲）が良くなります。

 

一般的には1年〜1年半後にレントゲン・MRI上で軟骨の再生が期待できます。

 

理学療法士　神林療法士　神林

レントゲンやMRIを撮って軟骨成分を調べてみると増えてるんですよね。

 

齋藤医師

そうらしいですけど、人体実験なので実際はどのようになるかはまだ期待できるという段階です。

動物実験では増える可能性が期待できると思います。

 

理学療法士　神林療法士　神林

膝関節が痛い方は必見ですがやはり膝関節は関節の中や外の症状、原因は様々分かれています。

その病名としては半月板損傷や変形性膝関節症もしくは靭帯損傷、鵞足炎など様々な膝の病体があります。

痛みが取れることは患者さんにとって喜ばしいことです。

 

齋藤先生は膝の専門でジグリングもやっています。

関節の中の症状を取るにはジグリング＋再生医療なども経験豊富ですよね。

 

齋藤医師

膝の中の炎症からくる痛みとしては、外側の靭帯・腱の炎症が2つあります。

中の炎症に関しては再生医療としてここで使っているエクソソームですね。

 

変形性膝関節症に限ってはジグリングをやって効果がなければジグリング＋エクソソームの関節内注射は更に抗炎症効果を期待することができます。

 

ジグリングの方法

 

理学療法士　神林療法士　神林

ジグリングと再生医療に関してはどちらも素晴らしい治療です。

ジグリングは1日どのぐらいやればいいですか？

 

齋藤医師

細切れでいいというのが1番ベストです。

理想はトータルでまず1時間。

欲を言えば2時間です。

 

軟骨の再生まで期待したければ、合計で2時間です。

「そんな暇はないよ」と大抵の方が言われます。

2分でも3分でも5分でも、細切れでいいです。

 

どうカウントするのか？ということになるといちいちメモしている暇はありませんのでお勧めしているのは、100円ショップでも売ってあるキッチンタイマーをお買い求めになっていただいて60分でセットしてカウントダウンします。

途中休んだら一時停止して、一時停止のオンオフを繰り返しながら60分間行っていただきます。

 

これが1番手軽に日常生活の中でいちいちメモ取って電卓で計算しなくても1時間やったら教えてくれる方法です。

私の外来ではキッチンタイマーの使用をお勧めしております。

 

理学療法士　神林

キッチンタイマーは受験勉強を連想させますが数値を追っていくことも大事だと思います。

できる方は2時間やっていただければ良いですね。

 

あくまでも合算です。

連続してなんて、そんな暇な人はいません。

 

少しでも違和感が出たら中断して、楽になったらやる。

断続的なジグリングを毎日継続して癖になるくらいやると良くなるケースが多いです。

 

理学療法士　神林

続いて再生医療に関して、当院で使用している薬剤は基本エクソソームを使用させていただいております。

よく患者さんから「どのぐらいの頻度でどのぐらいの治療期間を設けて治療するんですか？」という質問があります。

 

私たちの見解としては2週間おきに6回を片膝で行うと約3ヶ月間膝関節にエクソソームを曝露します。

骨の代謝に関しても3ヶ月と言われてます。

その期間エクソソーム製剤を膝関節に曝露させることで、軟骨の再生・修復ができると考えています。

 

国際基準のKOOS（膝関節評価スコア）というデータを元に私も統計解析していますけど6回後と1回後では差があると考えています。

変形の程度と肥満度は関係すると言われています。

 

ご自分の力で膝の痛みが改善する方法

 

理学療法士　神林

太ってる人に関して言うとダイエットがすごく大事な治療になってきます。

体重が1kg増えると膝の負担は3kg増えると言われています。

1kg減らすだけでも膝の痛みはだいぶ軽減されてきます。

 

再生医療もしくはジグリングを行いたいという方は当院の再生医療外来にお越しいただいて斉藤先生をご指名ください。

カウンセリング無料でお時間を取って正確な診断から実施までさせていただきますので是非ご検討ください。

 

まとめ

 

齋藤医師

膝が痛い方、膝の痛みの原因は色々あります。

まずは変形性膝関節症の痛みなのかそれ以外の感染症や代謝性の疾患ではないかを診察をして見極めた上で変形性膝関節症の患者様であればジグリングもしくは再生医療のエクソソームをお勧めできると思います。

 

もし興味がある方、どこに行っても手術しかないと言われてお困りの方は一度来て相談していただければよろしいかなと思います。

 

本日はNHKの「あさイチ」に出演されたジグリング先生こと斎藤先生と膝痛の治し方について解説させていただきました。

今後も膝に関する情報を一生懸命配信していきますのでチャンネル登録よろしくお願いいたします。

それでは。

 

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