【理学療法士解説】軍手でインソール!?膝の痛みに効果があります!
インソール療法は膝痛に効果があると言われてまして、1mm・2mmの物を入れるだけでもすごくバランスが変わってくるので、インソール療法をやってみてください。
東京神田整形外科クリニック理学療法士の神林です。
今回は軍体でインソール?膝の痛みに効果あり!について解説していきます。
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
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軍手でインソールとは?
「え!?軍手でインソールどういうこと?」っていう風に皆さんの声が聞こえてきます。
僕もこの話題を初めて聞いた時は「どういうこと?」みたいな感じで思ったんですけども、理解してみると「なるほどね」と理解しましたので、皆さんに共有していきたいと思います。
まずインソールとはどういうものか、こちらを解説していきましょう。
インソールとは、俗にいう靴の中敷のことを示していて、足の裏を支える大事な靴のパーツになります。
前回の記事では足首の硬さ・アライメント不良によって膝の痛みが出るよ、ということを解説させていただきました。
やはり足首は膝痛にとっては切っては切れない関係でして、足首に着目して治療やリハビリを進めていくこと、これによって最短で膝を治すメソッドになるかもしれませんね。
それでは実際に軍手でインソールを作ってみましょう。
軍手でインソールを作成
軍手でインソールを作るために用意するものはこちらです。
①インソール
②軍手(2つ)
③はさみ
④テープ
1点目はインソールです。
靴の中敷が取れるタイプを選択してみてください。
2点目は軍手です。
イボ付きでちょっとザラザラしている軍手を2つ用意してください。
3点目ははさみです。
ちょっと切りやすいはさみを用意してみてください。
4点目はテープです。
セロハンテープとかでもいいかなと思うんですけども、もしあったら頑丈なテープを使ってみてください。
まず初めに軍手を使います。
ここで着目してほしいポイントとしては、男性だったら軍手の親指、女性だったら軍手の小指を選択していきます。
これはなぜかといいますと、男性と女性で足のサイズ変わってきます。
もちろん中敷きの大きさも変わってきますので、男性を比較的大きい方が多いですので、親指を使ってください。
女性は小指を使ってやっていきます。
ポイントは先端から7〜8cmのところを切ります。
こんな感じでね親指と小指を分裂することができました。
写真1
続いてインソールに対して、このイボ付き軍体を貼ってきます。
こちらのポイントとしたら、貼る場所が一番大事になってきます。
例えば膝の内側が痛い方であれば、体重をかけた時にかかとの外側に体重が乗ることが多いです。
反対に膝の外側が痛い方は、かかとの内側に体重が乗ることが多い傾向にあります。
ですので今回は左足に着目して、内膝の側が痛い方に対しての貼り方を実際に行ってきます。女性の方にO脚が多いので、今回は女性の方の例をとって行ってきます。
かかとのところからイボが付いた軍手を外側に貼っていきます。
あまり外にいき過ぎてしまうと効果が半減するので少し内側、でも真ん中よりも外側、というような認識です。
できれば軍手の丸を利用して、丸が下にくるように調整してみてください。
写真2
このような感じでテープ2本を使って軍手を固定しました。
少し真ん中から外側に軍手を入れ、下の部分を合わせるように貼ってみてください。
ここまで出来ましたら続いては反対のインソールを用意してもらって、また一緒に貼っていきます。
先ほどは左足外側に入れました。
同じように外側に入れてしまうと少しバランスが崩れてくる可能性があるので、おすすめとしたら痛くない方の足は反対側に軍手を貼ってください。
外側だったら右足は内側に付けるように調整してみてください。
写真3
右足は内側に入れました。
真ん中よりも内側、丸くなっているのが下にくるように調整してみてください。
かかとのラインの気持ち上ぐらいで止めてみるといいかもしれませんね。
軍手を付けてテープを貼ったら、試し履きをしてみます。
靴に入れて体重をしっかりかけてね、足踏み・歩く・しゃがむ・立つような一連の動作をやってみてください。
「あっ少し楽になった」という方は、結構効果があるかもしれないので継続してみてください。
これで痛みがある・全然変わらないという方もいらっしゃいます。
その方は痛い方の足を微調整してもらって、少し上に上げたり、下に下げたり、少し微調整してみてください。
それでもやっぱり痛みが取れなかったり、むしろバランスが悪くなったという方がいらっしゃいましたら、インソール療法はあまり適用ではないかもしれないので、積極的にやらないでください。
ここまで聞いて「インソール作ってみようかなぁ?」という気になった方は、是非作ってみて下さい。
やはりインソール療法というのは膝痛には効果があると言われてまして、足裏の感覚というのは結構繊細にできています。
1mm・2mmの物を入れるだけでもすごくバランスが変わってくるので、ご自身の痛みやバランスをしっかり考慮した上で、インソール療法をやってみてください。
また、僕はオーダーメイドインソールというライセンスを取得しております。
こちらの治療法は、患者さんの体や動作を細かく分析し、患者様それぞれの足に合ったインソールを作成するというものになります。
これは膝が痛かったり、外反母趾が強かったり、扁平足やきれいに歩けない、そういう方に関しては適切な治療法だと思っております。
色んなデータを考慮して作成していきますので、安心安全なインソールを提供しますので、もし足のトラブルがありましたら、一度ご相談ください。
まとめ
今回は軍手でインソール?膝の痛みに効果あり!について解説していきました。
今後も膝や再生医療に関する記事や動画を配信していきます。
是非、膝専門YouTubeチャンネルの登録もよろしくお願いいたします。
こちらではコメントでも相談に乗っていますので、気兼ねなくコメントをよろしくお願いいたします。
また当院では再生医療という治療法も導入しています。
色んな治療をやってみたけど膝の痛みがなかなか取れない、ヒアルロン注射をやってても全然痛みが取れないんだ、もしくは手術するのが少し怖い・嫌なんだよねという方は、一度ご検討していただきたい内容になっています。
再生医療治療のページにて、再生医療について詳しく紹介していますのでご覧になってみてください。
またLINE相談も行っております。
こちらからLINEを開いて友達追加をしていただいて、LINEで「膝の相談希望」とメッセージを添えていただければ幸いです。
以上、理学療法士の神林でした。
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
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