【膝の痛み】膝痛を解消するヒアルロン酸注射〇〇がとても重要!【寝ながら】
まさかヒアルロン酸注射を打っただけで、膝の痛みが取れると思っていませんよね?
ヒアルロン酸注射の効果を高める〇〇をすることで、膝の痛みが改善されやすくなります。
東京神田整形外科クリニック、膝治療責任者・理学療法士の神林です。
今回は、膝痛を解消するヒアルロン酸は〇〇がとても重要!について解説していきます。
ヒアルロン酸注射を高める〇〇とは
早速ですが、ヒアルロン酸注射の効果を高める〇〇とはですね・・・運動です!
それも簡単に自宅で行える、たった1つの足の筋肉トレーニングになります。
皆さん膝の痛みを早く直して、痛みから開放されたいですよね。
知識として1つ知っておくだけで、ヒアルロン酸注射を打った後、どのような運動をすれば良いかしっかり理解することができます。
1つだけ運動をやっていきますので、ぜひ皆さん一緒にやっていきましょう。
下肢挙上運動
とても大事な運動は、下肢挙上運動という運動になります。
この運動は寝た状態で足を真っ直ぐに上げて、5秒間キープする運動になります。
それでは一緒にやっていきましょう。
今回は右足を10回とさせていただきます。
まず仰向けに寝てください。(写真1)
右足をゆっくり上に上げて、この状態を5秒間キープしていきます。(写真2)
これを10回行いましょう。
写真1
写真2
この時、足首は上に立てておいてください。
こちらが自宅で寝ながら簡単にできる、たった1つの足の筋肉トレーニングでした。
今回は10回を1セットだけでしたが、自宅でやる回数としましたら、
- 1日20回を4セット
- 午前と午後で2セットずつ
この回数を行ってみてください。
文献を用いたヒアルロン酸注射・運動療法の効果について
ここで、「ヒアルロン酸注射を打っただけだと効果はないの?」という疑問があると思いますが、文献を参考に解説していきます。
こちらの文献になります。
「変形性膝関節症に対する運動療法とヒアルロン酸製剤の短期臨床効果の検討」、こちらの文献から引用させていただきます。
対象と結果はこちらです。
【対象】
①運動療法として下肢挙上運動
②ヒアルロン酸製剤を膝関節に投与
③運動療法及びヒアルロン酸製剤を膝関節に投与
図
【結果】
運動療法・ヒアルロン酸製剤投与を単体で行うより、組み合わせて行う方が膝の痛みの改善率は良い
このように、運動療法とヒアルロン酸注射を併用した群は、併用していない群に比べて成績が良いということが分かります。
先程お伝えした下肢挙上運動、足を上げて5秒間キープする運動は、ヒアルロン酸注射を打った後には是非行ってみて、膝の痛みを取っていきましょう!
まとめ
①ヒアルロン酸注射の効果を高める〇〇とは、運動です。
②下肢挙上運動
- 回数は20回4セット
- できれば午前中2セット、午後2セットの計4セット
③ヒアルロン酸注射は、運動療法と併用した方が効果は絶大ということでした。
今回は膝痛を解消するヒアルロン酸注射は、〇〇がとても重要について解説していきました。
今後も膝に関する情報を発信していきます。
皆さんに対して有益な情報を与えられるよう頑張っていきますので、ブログのチェック、そして膝専門YouTubeチャンネルの登録もよろしくお願いいたします。
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以上、膝治療責任者・理学療法士の神林でした。