プレミアムエクソソームは肩の痛みにも効く?【四十肩、五十肩の方必見】
皆さん、こんにちは。
東京神田整形外科クリニック、膝治療責任者・理学療法士の神林です。
医学博士で整形外科専門医の東京神田整形外科クリニック院長・ベンベン先生と一緒に再生医療についての情報を発信します。
いつもは膝についての情報を発信していますが今回は肩についてです。
肩の痛みに対しての治療「プレミアムエクソソーム」 について解説していきます。
是非最後までご覧ください。
【目次】
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
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ベンベン先生の肩の痛み
神林
突然ですが、ベンベン先生は今肩が痛いと聞きました。
大丈夫ですか?
ベンベン先生
そうなんですよ、今回私はめちゃくちゃ肩が痛いです。
私は年齢が39歳になりました。
39歳というとちょうど肩が痛くなる年齢です。
例えば変形性膝関節症も初期は40歳頃から始まると言われています。
いわゆる関節がちょっと摩耗してくるのが、大体40歳くらいのことで、私もやっぱりきたなという感じです。
その中でどういった肩の症状かというと、軟骨がすり減っている感じではありません。
肩と膝で大きく違うのは、肩関節は球関節・膝関節は軸関節であるということです。
ではどういう特徴があるのか詳しく説明します。
肩関節と膝関節の特徴
ベンベン先生
膝関節は軸が決まっていて、曲げたり伸ばしたりというように動く関節です。
肩関節は多方向に回転することができる関節で、不安定性が特徴となっています。
膝というのは比較的安定性が高いですが、動く範囲は少ないです。
逆に言えば安定性は高いと言えます。
特に安定性が高い関節は足関節です。
一方で肩関節は股関節と同じ球関節ですので、比較的不安定性が高いです。
ただその中でも当たり前ですが、股関節を振り回す人はいないですよね。
ですが肩は動かす範囲が大きいので痛めやすく、それにより炎症が起きて四十肩・五十肩になります。
私に関していうと今39歳ですが、大体30歳くらいの時から運転している時とかに肩が少し痛かったです。
ですが特別支障なく過ごせていたので、様子を見ていました。
実は私は1年半ほどで15kgのダイエットに成功しまして、筋トレを頑張っていたら案の定、肩への負担が大きくなって少し痛くなってきました。
肩関節についてお話しする理由
ベンベン先生
今回なぜ、膝のお話をしている僕が肩の話をしているのかというと、ずばり「ウォートンジェリープレミアムエクソソーム」を実際に方に打とうと考えているからです。
皆さんにそういった様子をお届けすれば、より臨場感がわくと思っています。
覚えていて欲しいのですが、膝関節とは違って肩関節の方がウォートンジェリープレミアムエクソソームの治療は難しいです。
逆にいうと、だからこそ皆さんに「膝でやったらいいよ」というのを発信しています。
肩関節へのプレミアムエクソソームが難しい理由
ベンベン先生
なぜ肩へのプレミアムエクソソームが難しいのかというと、そもそもの構造が複雑だからです。
膝の方が関節の構造が比較的単純です。
肩の方が複雑で、具体的にどこが損傷しているのかなど見極めが難しいです。
あと投与する方法も難しくなってきます。
膝の場合は面白いところがあって、関節の中が全部1つの袋で繋がっています。
ですので、そこの中にエクソソームを入れてしまえば半月板にも効いてくるし、軟骨にも効いてくるし、ある意味勝手にエクソソームが行きたいところに行って勝手に治療してくれます。
それに対して肩関節はそうはいきません。
損傷した部位とその周りが液体と繋がっていると、液体の部分と筋肉の部分がごちゃ混ぜになってしまうので、エクソソームがちゃんと届いてくれるかは微妙です。
なので治療効果が出にくいです。
皆さんに肩関節へ打つように言わないのはこういった理由からです。
逆に膝関節には効果がでやすいので打っています。
それでも私自身がプレミアムエクソソームの治療を受けているところを皆さんにお見せすると、皆さんにとってすごく参考になるのではないかと思っています。
肩に悩んでいる方もエクソソームを検討しても良いと思います。
ただ膝関節よりはエビデンスレベルが少し低くなるということだけ十分ご注意くださいね。
ベンベン先生の肩関節レントゲン
ベンベン先生
早速ですがレントゲンを撮ったのでご覧ください。(写真1)
写真1
一見綺麗そうに見えますが、写真2の赤丸部分のように軟骨が劣化してきていますね。
写真2
ただ骨頭が上方に移動したり、棘上筋といったインナーマッスルが明らかに傷ついたりなどはしていなかったので安心しています。
挙上位で撮った写真3を見てください。
写真3
球関節がしっかり保たれており、大きな骨に異常はありません。
一般的な肩関節の不安定性(インピンジメント)に伴う肩の痛みだと思います。
おそらくインナーマッスルが少し痛んでいるとなってくると思うので、今回は写真4の赤丸部分である肩峰下滑液包に注射を打っていって、少し関節部分にも垂れ流していくような感じにしていきます。
写真4
まとめ
ベンベン先生
いつもは膝関節についてのお話をしていますが、今回は肩関節についてのお話をしました。
膝関節にプレミアムエクソソームが良いと紹介してきましたが、膝関節よりも構造が複雑な肩関節には難しいです。
ですが、僕が実際に難しいと言う肩関節にプレミアムエクソソームを注射するところを紹介することで、皆さんの参考になると思っています。
今肩関節が痛い人もエクソソームは検討しても良いかと思います。
ただし、膝関節よりもエビデンスレベルが低いことはご了承ください。
今回はレントゲンで肩の状態を確認し、エクソソームを注射する場所の決定までお話ししました。
また次回に実際に肩関節に注射するところを紹介しようと思っていますので、是非ご覧ください。
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