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【膝再生医療】脂肪幹細胞培養治療の効果について【アンチエイジングも期待される!?】

変形の弱い時、膝の痛みがちょっと出てきた時に本当に成績がいいので、予防の観点から治療するのも大事になってきますので、そういったところも考慮して選択してみてください。 

 

東京神田整形外科クリニック、膝治療責任者・理学療法士の神林です。 

今回は再生医療の件数3000症例以上の名医、横田先生と一緒に再生医療について情報を配信していきます。 

 

今回は、脂肪幹細胞培養治療の効果について解説していきます。 

こちらの記事を最後まで読んでいただくと、脂肪幹細胞培養治療の効果がしっかり理解できて、膝の痛みが解消されますので、ぜひ最後までご覧になってください。 

 

 

 

 

 

 

脂肪幹細胞培養治療の効果

 

神林 

では早速、脂肪幹細胞培養治療の効果について解説していきましょう。 

 

 

横田先生 

脂肪幹細胞培養治療について、4つに分けて説明していきます。 

 

抗炎症作用を作り出し、痛みを改善 
膝軟骨の再生を促すことができる 
持続効果がある 
入院なしで膝の痛みを改善できる 

 

それぞれ詳しく解説していきます。 

 

①抗炎症作用を作り出し、痛みを改善

 

一番皆さんが気になるのは痛みです。 

手術もそうですね。 

 

論文が2022年7月にできまして、そこに図があるのでそれを使って説明します。 

 

【膝再生医療】脂肪幹細胞培養治療の効果について【アンチエイジングも期待される!?】

図1 

 

こちらの図は痛みに関する図です。 

時間が経てば経つほどある程度改善していって、あまりにも長くなると2年の論文なので効果が落ちてくる人もいます。 

変形の程度が軽ければ軽いほど、痛みも取れるし長く持ちます 

  

②膝軟骨の再生を促すことができる

 

実は、こちらに関しては論文には書いていないです。 

これはなぜかと言うと、MRIで軟骨類は測定したのですが、全員測定できていないのです。 

英語の論文なのでツッコまれると困るので・・・笑 

 

MRIを使ったことは書いてあるんですが、軟骨が何%増えたとか実は書いていません。 

書いていなくても、皆さんには教えます。 

立体的なものなので面積じゃなくて体積ですけども、1〜2%は増えます 

増えないとされているのですが、増えるんです! 

 

しかし荷重部と言って、体積がかかっているところは少なめです。 

反対に、膝の中でも体重がかからないところは増えます 

それをトータルで体積を計ると、前例ではないですけれども、膝軟骨が増えているのは確認できました 

富士フィルムに軟骨を自動で計測してくれるソフトがあるのですが、そのソフトでこういった結果が得られました。 

 

③持続効果がある

 

表を見てもらうと分かるように、骨の代謝は3ヶ月なのでその倍数の6ヶ月、またその倍の1年(12ヶ月)、そして2年の結果です。 

 

表1 

【膝再生医療】脂肪幹細胞培養治療の効果について【アンチエイジングも期待される!?】 

こちらを見てみると、ピークは1年ぐらいです。 

1回注射しただけでどんどん骨が若返ってどんどん増えるのかと言ったら、そんなわけはありません。 

例えばコロナのワクチンもどこかで頭打ちになるのと一緒です。 

そういう感じで1年ぐらいがピークになる、というのが2年の研究結果です。 

 

変形の程度が軽ければ軽いほど早くかつ長く効きます 

問題なのは、変形の程度が初期の人はみんな効くのですが、末期の人は厳しいです。 

中期の人はどのくらいかということですが、効いてる人と途中で効果が落ちてきちゃう人がいます。 

その差は肥満度です。 

肥満度(BMI)30以上の太っている人と、肥満度(BMI)18.5以下の痩せている人だと、全然持続力が違います 

 

軟骨が増える量が数%だとすると、体重が重い人は消耗も激しいんじゃないかと思うと、納得いきますよね。 

リハビリ指導をしてもらっていますけども、筋肉を増やすことと脂肪を減らすことは本人にしかできないですからね。 

一歩一歩が影響を与えるわけだから、リハビリの重要性がよく分かりますね。 

 

④入院なしで膝の痛みを改善できる

 

手術も局所麻酔ですし、注射もすぐ終わってしまいます。 

非常に簡単で良いんじゃないかと思います。 

 

 

神林 

人工関節と比べると、比較的簡便な治療ですね。 

 

 

横田先生 

現実問題、我々が「手術が必要です」と言っても、患者さんって諦めないと「うん」って言ってくれないですね。 

手術って言われた人は、1回考慮してもいいんじゃないかなと思います。 

 

適応になる4つのパターン

 

神林 

このことから、適応になる4つのパターンがあります。 

 

変形性膝関節症or半月板損傷 
ヒアルロン酸注射で良くならない方 
膝の痛みが強く出ている方 
入院しないで膝の痛みを治したい方 

 

この4つが適応例になります。 

 

先生の文献で変形の程度が低いと、成績も効果も高いですね。 

 

 

横田先生 

これもこちらの論文のテーブルの方に書いてあるのですが、変形の程度が軽ければ軽いほど成績がいいですね。 

 

今回は脂肪の幹細胞の方で論文を作っていますけども、血液の方の簡単なもの、PRPも同様です。 

血液の方は簡単で、論文も症例数も多いです。 

ヨーロッパの方で、医者同士の専門家のコンセンサスが得られるようになってきて、ヨーロッパでも変形の程度が軽い人がいい適応で、末期の人は厳しいですと、当たり前の同じことが書いてあるだけです。 

 

種類は違っても一般的な法則は今までもそうですし、これからも成り立つんですよね。 

変形の程度が軽い人、例えばさっき話しにありましたけども、半月板損傷だけなんて人は最高ですね。 

MRIも実は分析しており、前十字靭帯が切れている人が成績が悪く、半月板は損傷していても有意差はありませんでした。 

 

「断裂」という言葉と「損傷」という言葉がありますけども、我々医者は「損傷」は「断裂」より軽い意味合いで使います。 

そういう変形の程度が軽ければ軽いほど成績がいいということです。 

 

ただMRIで見ると靭帯損傷以外は特段差はないので、半月板損傷で手術とか言われている人がいれば、変形性膝関節症じゃなくてもとてもよい適応ですね。 

 

七五三の法則とは

 

神林 

先生の言葉で七五三という言葉あるのですが、教えていただいていいですか? 

 

 

横田先生 

皆さん、七五三って何の意味か分かりますか? 

これは医学論文上、テーブルを見てもらうと分かるように、初期の人の痛みは7割以上取れ、中期の人になると5割以上になります。 

 

表2 

【膝再生医療】脂肪幹細胞培養治療の効果について【アンチエイジングも期待される!?】

 

7割になると患者さんは何て言うかというと「とても良くなりました」と言います。 

5割で「良くなりました」と言い、「でもちょっとまだ痛いですね」という言い方ですね。 

そして末期の人は3割くらいしか取れません。 

 

ですので、分かりやすく説明するのに七五三と言います。 

ただ論文では「疑い」を入れたら論文にならないので、KL1の「疑い」というのは、半月板損傷も含めて抜いてあるんです。 

「疑い」は9割くらい効いちゃうんですね。 

 

9割→7割→5割→3割という感じですね。 

実際に「疑い」は論文に入れていないので、七五三という風に説明すると、皆さんも聞き馴染みのある言葉ですし、よく理解できるんじゃないかと思って使っています。 

七五三の法則と勝手に命名しました。 

 

 

神林 

ありがとうございます。 

やっぱりこのことから、脂肪幹細胞培養治療は膝の変形が弱い時にやるのが効果的です。 

痛みの初期段階、予防の観点からやるというのが大事になってきます。 

 

まとめ

 

神林 

横田先生、今回もありがとうございました。 

 

 

横田先生 

ありがとうございました。 

 

 

神林 

今回は脂肪幹細胞培養治療の効果について、横田先生と一緒に解説していきました。 

今後も膝に関する情報や、再生医療に関する情報を配信していきますので、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。 

 

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