【膝の再生医療】名医が教える再生医療のメリット・デメリットについて【変形性膝関節症】
神林
東京神田整形外科クリニック、理学療法士の神林です。
今回も膝の再生医療の名医、横田先生と情報を配信していきます。
横田先生よろしくお願いいたします。
横田先生
よろしくお願いいたします。
神林
今回は膝の再生医療のメリット・デメリットについて、お話していきます。
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
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再生医療のメリット
神林
横田先生、再生医療のメリットについて教えてください。
横田先生
メリットは人間って他の生物もそうですけど治す力を持っていますので、自然な形で人間の再生力を使うわけですから、治ればそれが一番自然ではありますよね。
ただ人間には再生力がありますが、例えばトカゲみたいに強いわけではありません。
トカゲは尻尾が切れてもまた生えてくるほど、再生力が高いです。
だからそこは人間が加工してあげないと、我々が満足する治療水準に到達するようなものが提供できません。
原料となるものが必要になりますが、それは体を治す場合はどこでも構いません。
一番簡単な現在使われているものが、血液です。
血液の中には血小板というものがあり、それを使ったやり方と、あとは幹細胞です。
iPS細胞とかでも有名ですが、そういうのを取ってくる方法があります。
神林
いわゆる脂肪ということですね。
横田先生
そうですね。
一番いらないものから取ってくるのが妥当ですからね。
私は美容外科医ではないですが、脂肪吸引も上手ですよ笑
神林
そうなんですか!
お腹とかですね。
横田先生
お腹を痩せてかつ治療に役立てるとうことです。
培養しないという時代もありましたらからね。
今は培養の時代に入りましたけど、ものすごく楽になりました。
だって取るのが1/10でいいんですから。
いずれにしろ海外の論文とかも参考にはしながら、日本の場合は法律に基づいてやるというのが非常に良いシステムです。
また、再生医療には自分のものを使うパターンと他人のものを使うパターンがあります。
自分のものはクリニックでもできますが、他人のものとかiPS細胞とか、そういったものは大学病院でしかできません。
また大学に戻った際は、そういった研究もするかもしれないですけどね。
そういう感じになっております。
神林
再生医療は自分の血液・脂肪を使って、痛みがあるところに自分の自己治癒力として注射をして良くする、という治療ですね。
あとは膝が痛くて人工関節を勧められたという方も、結構多いんじゃないかと思いますが、そちらに関してはどうですか?
横田先生
僕は元々リウマチも専門なので、人工関節屋なんですけども、医者が人工関節を勧めるもほとんどの人は「ちょっと考えておきます」と言って拒否されるんですよね。
そういう時に注射だけでできるというのは非常に簡便なので、やっぱりそちらの方の需要というのは実際にやってみるとすごくいましたね。
神林
そうですよね。
患者さんのニーズにも合っています。
横田先生
ニーズに合っているんですよね。
だから注射だけで済むというのは、この治療の良いポイントですね。
神林
ありがとうございます。
再生医療のデメリット
神林
では続いて、再生医療のデメリットに着目していきます。
横田先生
デメリットは、保険適用になる前なので全額自費負担になることですね。
アメリカとかは弱肉強食の世界ですので、そういうのも発達していますけども、日本は医療体制が社会主義的なところもあります。
国が管理していますから、ちょっと馴染みは薄いんですけどもね。
しかし国の方も必要と考えているので、山中先生のノーベル賞のiPS細胞とかの発展を踏まえて、法律を作って許可されたところだけでまずはやってみるという仕組みを作ったというのは、非常に良い仕組みだと思います。
再生医療で痛みは100%取れるのか
神林
では再生医療を実際に受けて、100%痛みが取れるのかという疑問もあるかと思いますけども、先生はそこら辺どうですか?
横田先生
ちょっとそこら辺は普通の医療とかも踏まえて考えてみれば当たり前なんですが、この世の中に100%取れるというのはないです。
逆に100%取れるというのは、怪しいと思います。
実際に人工関節をしても「100%痛みが取れました」という人はそんなに多くないです。
やっぱり筋肉だったりリハビリだったりが必要ですけども、筋肉である程度補う、リハビリとワンセットで考えた方がいいと思います。
そこら辺は手術と一緒ですよね。
我々も頑張りますけども、皆さんもリハビリという形で一緒に頑張っていければ良い成績になるんじゃないかなという風に、私の3,000例からの結論かなと思います。
変形の程度に比例しますし、リハビリを頑張れば頑張るほど成績が良いです。
そういう論文も今後出ますからね。
神林
皆さんチェックしてみてください。
先程「変形の程度」というお話もありましたが、変形性膝関節症の方がやっぱり多いんですかね?
横田先生
変形性膝関節症の方が多いです。
35歳ぐらいから大体初期の変化が始まって、大体20年ぐらいで次のステージに進むので、どんな治療も早めにやるに越したことはないです。
この治療ができたのが最近なので、そこら辺は気楽に予約を取ってじっくり聞きたいことがあれば何でも聞いてもらえればいいかなと思います。
まとめ
神林
ありがとうございました。
本当に分かりやすい説明で「横田先生、すごい!」という感想です!
今後、再生医療を検討している方は、横田先生のカウンセリングを無料で行っております。
「膝の痛みが取れなくて人生つまらない・・・」という方は、希望の光をご提供させていただきますので、ぜひカウンセリングの予約をよろしくお願いいたします。
では今回は、再生医療のメリットとデメリットについて解説してきました。
横田先生ありがとうございました。
横田先生
ありがとうございました。
皆さんよろしくお願いいたします。
神林
今後も膝や再生医療に関する記事や動画を配信していきます。
是非、膝専門YouTubeチャンネルの登録をよろしくお願いいたします。
こちらではコメントでも相談に乗っていますので、気兼ねなくコメントをよろしくお願いいたします。
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
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