むちうちのリハビリの内容は?どんな感じで行われているのか解説!
むちうちは、交通事故により最も起きやすい症状として挙げられ、リハビリを中心に治療が進められていきます。
そして、むちうちの症状を早く治すためにも、リハビリの内容はとても重要となってきます。
本記事では、むちうちではどのような症状が現れるのか、リハビリではどんな内容が行われるのかを、むちうち患者を多く担当する現役理学療法士が徹底解説していきます。
【目次】
1.むちうちの症状
むちうちの症状には
・首の痛み
・首が動かしにくい
・肩・背中のこり
・手や腕のしびれ
・手に力が入りにくい・脱力感
・頭痛
・その他:耳鳴り・めまい・吐き気・だるさ・食欲不振・精神症状 など
様々な症状が挙げられます。
事故の程度・期間、体格などのさまざまな要因により変わりますので、症状・期間に合った対応が必要になります。
むちうちについてさらに詳しく知りたい方はこちらをクリック!
>>むちうちで頭痛になる?原因・種類・対処法を理学療法士が解説!
2.むちうちのリハビリではどのような内容が行われるのか?
上記のむちうち症状に対し、リハビリの内容としてターゲットになるのは、
・痛みの管理
・筋肉の張り
・関節の硬さ
・筋力の弱さ
・姿勢不良
がメインになります。
その上で、具体的に行うリハビリの内容は、
- 必要以上に張ってしまっている筋肉に適切な加減でのマッサージやストレッチ
- 痛みを長引かせないための日常生活の工夫提案や相談
- 弱ってしまった筋肉に対する筋力訓練
- 事故による姿勢不良に対する姿勢改善
- 温めるといった温熱療法
- リラクゼーションのためのウォーターベッド
などを身体の状態に合わせて行います。
また、むちうちは症状が時期により変動することが特徴であるため、時期や状態に合わせてリハビリ内容を変更していかなければなりません。
自分でどうにかしようとすると、間違った行動をして逆に症状を悪化させてしまう危険性が高くなってしまいます。
むちうちでやってはいけないことについてはこちらから!
>>むちうちでやってはいけないこと5つ!理学療法士が徹底解説!
以上のようなリハビリの内容を通して、早期回復に向けて治療を行っていきます。
むちうちのリハビリ内容のまとめ
むちうちの症状(痛み・筋肉の張り・関節の硬さ・筋力低下・姿勢不良)に合わせて
リハビリ内容は
・マッサージ
・ストレッチ
・生活の工夫
・筋力訓練
・姿勢改善
・物理療法
を組み合わせて行っていきます。
東京神田整形外科クリニックでは、交通事故外来を行っています。
物理療法はもちろんのこと、理学療法士によるリハビリテーション(運動療法)も受けることができます。
交通事故に遭ってどこの整形外科へ行こうか迷っている方は、是非!当院へお越し下さい。
交通事故後の受診の流れはこちらから!
最後までご覧いただきありがとうございました!
以上、理学療法士の蛭田凱人でした。