肩こり五十肩外来(全て保険診療適応)
1肩こり五十肩の原因と症状
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尚、下記の一連の文章は
ベンベン先生こと、院長の田邊が直接記載しております。
肩こり・五十肩は現代病の一つと考えます。
特にオフィスワーカーさんにとっては職業病と言っても良いかも知れません。
肩こり・五十肩は非常に一般的な症状ではありますが、
実は症状は複雑で正確な診断のためには整形外科専門医の診断が必要であることが多いです。
ここでは簡単に肩こり五十肩の原因について説明致します。
肩こり・五十肩と共に“肩”と言う字が含まれますが、
両者は似て非なるものになります。
原因としては大きく分けて
・肩関節由来
・頸椎由来
・各関節に伴う筋々膜由来
等に分けられると考えられます。
肩こりは姿勢異常を起因とした僧帽筋等の筋肉が症状の主体であることが多いです。
意外にも肩関節自体が原因ではないことも多く、
首(頸椎)や肩甲骨の動きの悪さが症状の首座であることが多くございます。
寝違え症状のような症状が出現することも多いです。
一方で、五十肩(四十肩を含む)は肩関節自体が症状の原因になっていることが多いです。
ただし、関節症状が続けば肩こり症状が出現してきたりもします。
また、関節自体の症状である場合も、インナーマッスルが原因であったり、
石灰化が原因であったり、関節の不安定性が原因であったりと症状は様々です。
なかなかご自身で判断するのは難しいかと存じますので、
まずは医師にご相談下さいませ。
2検査方法と値段
検査方法はまずは問診でありますが、
医師による身体所見が大きな意味を成します。
医師の診察によって大きく肩が原因なのか、
首(頸椎)が原因なのか、
肩甲骨が原因なのかが概ねわかります。
そこで更に、
症状の首座として疑わしい部位に対してレントゲン撮影を行い、
関節の加齢変化・形態異常・姿勢異常・石灰変化
などを確認いたします。
概ねこの段階で80-90%の方はそれを持って
治療方針を決定することができます。
残りの10-20%の方におかれましてはリハビリ経過をみながら診断を加えたり、
必要に応じてM R Iなどの精密検査も行って参ります。
・初診料 (3割負担:約860円)
・レントゲン検査 (3割負担:約600-1000円)
・MRI CT検査(関連施設紹介)
3治療方法と値段
治療方法は、内服、湿布外用、リハビリ、物理療法、注射加療が行われます。
内服では疼痛の強い場合には消炎鎮痛剤が処方されます。
筋肉の張りを抑える薬も処方されることも多いです。
湿布外用に関しては、殆どの患者様において処方されるケースが多くございます。
リハビリは理学療法士を中心とした加療が行われます。
肩こりでは姿勢改善を、五十肩では可動域改善を中心に治療が行われることが多くございます。
肩こり五十肩の最も根本的な治療は何かと言われればリハビリと答えるかも知れません。
それくらいリハビリは肩こり五十肩にとって大事な治療と考えられるでしょう。
物理療法では身体全体をほぐすためのアクアタイザー治療器や、
部分的な強力なコリや疼痛をとるためにスーパーライザー (進化型赤外線治療器)や超音波治療などが行われます。
注射加療に関しては、
関節内注射、トリガーポイント注射、肩甲上神経ブロック注射など
が医師によって施行されます。
・関節内ヒアルロン酸注射(3割負担:約570円)
・関節内ステロイド注射(3割負担:約390円)
・トリガーポイント注射(3割負担:約300-400円)
・肩甲上神経ブロック注射(3割負担:約500-660円)
・スーパーライザー ・超音波治療(3割負担:約100-150円)
・アクアタイザー物理療法(3割負担:約100-150円)
・理学療法リハビリ(20分 約555円 40分 約1110円 計画書 約1000円)
・内服湿布(処方箋料約222円)
上記が当院の良くある五十肩治療スケジュールになります。ご参考下さい。
上記内容は目安であって患者様ごとにオーダーメイド的に治療内容は組み立てられます。
アクアタイザー:ウォーターベッド型マッサージ機になります。人の手以上のマッサージ効果リラクゼーション効果をもたらします。
五十肩や肩こりなどで固まってしまった筋肉をほぐす効果がございます。
スーパーライザー :進化型赤外線治療器になります。ほんのりと暖かみをご実感頂けます。消炎鎮痛効果が期待できます。
特に症状の強い方は機械だけでなく理学療法士によるリハビリを行うとより早く治すことができます。
4 ご予約は不要です
受付順にて診察行って参ります