むちうち症状はいつまで?どのくらいの期間で良くなるの?
むちうちに合うと、症状が良くなったり悪くなったりと変動することがよく起こります。
そんなとき、むちうちの症状いつまで続くのか不安になる方が多くいらっしゃいます。
実はむちうちの治療期間には目安が存在し、かつどのような症状だと長引くかなどもわかっています。
そのため、本記事では、むちうち症状がいつまで続くのか?どのくらいの期間で良くなるのか?
そして、その期間が何によって変わるのかを解説していきます。
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【もくじ】
①むちうち症状はいつまで続く?一般的なリハビリ・治療期間
むちうちの一般的な治療期間は3ヶ月程度と言われています。
症状が強い方や症状が残っています方ですと6ヵ月程度と言われています。
ただし、むちうちの症状は個人差があります。
上記のリハビリ・治療期間は、あくまで目安として参考にしていただければと思います。
②むちうち症状の期間は、何によって決まる?~ケベック分類~
むちうちの症状がどのくらい長引くかは気になるところだと思います。
何によってむちうち症状が長引くかどうか判断できるのでしょうか?
その糸口にむちうちの分類が役に立ちます。
むちうちには症状の種類・強さに関して分類法がいくつか存在しています。
その分類にて症状のリハビリ期間や治療期間が予測できたり、リハビリ・治療法を検討することができたりします。
その分類法の一つである“ケベック分類”を今回は紹介します。
<ケベック分類> ※むちうち症状
※Grade0:症状なし
GradeⅠ~Ⅱ:予後良好とされ、3ヵ月程度で改善する見込み
GradeⅢ :手やうでへの症状を配慮したリハビリ・治療が必要。場合によっては一時的な安静も必要
GradeⅣ :医師の指示のもと首の安静期間が必要
つまり、この分類では、
むちうち症状が首の症状(痛みや硬さ)のみの場合は3ヶ月
むちうち症状が腕まで広がっている(手のしびれなど)場合や骨折・脱臼などを伴っている場合はそれ以上に長引くとされています。
③まとめ
むちうちの一般的な治療期間は3ヵ月程度と言われています。
症状が強い方や症状が残っています方ですと6ヵ月程度と言われています。
また、ケベック分類(むちうちの分類法)によると、症状が首のみの場合3ヶ月、腕や手のしびれなど首以外にあるとそれ以上かかるとされている。
参考になったでしょうか?
適切な治療やリハビリテーションを受けないと症状は慢性化してしまい、後遺症として残ってしまう可能性がありますので注意が必要です。
東京神田整形外科クリニックでは、むちうちを中心とした交通事故による体の不調に対する医療提供・リハビリにも力を入れています。
ぜひ、ご活用下さい。
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