子どもの身長が伸びない原因とは?低身長の検査と治療方法| 低身長治療・再生医療なら東京神田整形外科クリニック
「ここ半年ほとんど身長が伸びていない。もしかして低身長なのでは?原因や対処法を知りたい」と不安に感じている方もいるかもしれません。
子どもの身長が伸びない背景には体質・生活習慣・疾患など複数の要因があり、医学的な基準と検査によって正確に判断できます。
この記事では、子どもの身長が伸びない6つの原因、低身長の判断基準、必要な検査と治療方法、そしてよくある疑問への回答を解説します。
子どもの身長が伸びない6つの原因

「子どもの身長が伸びない」と感じたとき、その背景には1つの理由だけでなく、いくつかの要因が重なっている場合があります。
体質だけの問題と思われることもありますが、生活習慣や心の状態がゆっくりと影響を与えていることもあるようです。
ここでは、身長の伸びに関わる代表的な6つの要因について、できるだけわかりやすく整理してお伝えします。
体質的なもの
体質が影響している場合は、生まれつきの成長ペースがゆっくりしているケースがあります。
たとえば、家族の中にも成長が遅く始まり、時間をかけて最終的には平均的な身長に近づいた方がいると、同じような発達の流れをたどることがあります。
このような「体質性低身長」は、成長曲線が−2SD付近で推移するのが特徴とされ、身長の伸びそのものが止まっているわけではない点が重要です。
成長スパートの始まりが遅れると、同級生と比べて背が低く見えやすく、保護者が不安を抱くこともあるでしょう。
体質が関わる場合でも、適切な検査によって成長の余地を確認できる場面があります。
身長先生®︎のような専門家による計測では、骨の成熟度や現在の伸びしろを細かく確認することで、将来の身長をより正確に予測しやすくなるため、安心材料につながる可能性があります。
体質そのものを変えることは難しいものの、生活習慣を整えることで成長を支えられるため、まずは「今どれくらい伸びる可能性があるのか」を把握することが大切と言えるでしょう。
低身長に関しては、こちらのYouTubeで詳しく解説しましたので合わせてご確認ください。
参照:日本小児内分泌学会「低身長」
疾患によるもの
疾患が関わって身長が伸びにくくなる場合は、体の機能が本来の働きを十分に発揮できていないことがあります。
代表的なものとして、内分泌に関わる働きが乱れるケース、染色体の影響がみられるケース、骨の成長そのものに課題があるケース、そして慢性的な体調不良が続くケースが挙げられます。
1.内分泌疾患(ホルモンの働きに関わるもの)
成長に必要なホルモンが十分に働かないと、身長の伸びが小さくなることがあります。
代表的な疾患には、次のようなものがあります。
- 成長ホルモン分泌不全症(GHD)
成長ホルモンの分泌量が少なく、年間の伸びが極端に小さくなることが特徴です。
- 甲状腺機能低下症
代謝を調整するホルモンが不足し、成長のスピードが落ちることがあります。
- 思春期早発症
本来より早く思春期が始まることで骨が早く成熟し、伸びる期間が短くなるケースがあります。
これらは採血や骨年齢の検査で確認しやすく、治療につながる可能性があります。
2.染色体異常(生まれつきの遺伝情報に関わるもの)
染色体に特徴がある場合、成長のペースに影響が出ることがあります。
- ターナー症候群(女児)
X染色体が1本のため、低身長や思春期の進行に特徴が見られます。
- プラダー・ウィリ症候群
筋力の弱さや食欲の変化を伴い、成長ホルモンの働きが弱まりやすい状態になります。
染色体異常が疑われる場合は、専門的な評価が必要です。
3.骨系統疾患(骨そのものの成長に関わるもの)
骨の成長に影響する疾患があると、身長が伸びにくくなります。
- 軟骨無形成症
骨の成長板(骨端線)の働きに特徴があり、四肢が短くなる傾向があります。
- 軟骨低形成症
軟骨の発達が十分でないため、骨の長さが伸びにくい状態です。
これらは遺伝性であることが多く、身長の伸び方に独特のパターンが見られます。
4.慢性疾患(長く続く症状が成長に影響するもの)
体が慢性的にエネルギーを消耗している場合、成長に回すエネルギーが不足しやすくなります。
- 慢性腎不全
体の代謝バランスが崩れ、成長ホルモンの働きにも影響します。
- 炎症性腸疾患(クローン病など)
栄養吸収がうまくいかず、身長の伸びが小さくなることがあります。
- 先天性心疾患
体の負担が大きく、成長に必要なエネルギーが使われにくい場合があります。
このように「疾患によるもの」は原因が複数に分かれており、見た目だけでは判断しづらい点が特徴です。
栄養不足
栄養が不足している場合は、成長に必要な材料が体に十分行き渡らず、身長の伸びがゆっくりになることがあります。
特に、体を作るたんぱく質が少ない状態や、エネルギーが不足している状態が続くと、体が成長よりも生命維持を優先するようになり、身長の伸びに影響が出ます。
食事の偏りや小食が続く子どもは、必要量を知らずに不足してしまうことがあるため注意が必要です。
成長を支える栄養素の中でも、たんぱく質は筋肉や骨の材料となり、カルシウムは骨の形成を助けます。また、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける役割を持ち、亜鉛は細胞の代謝を支える働きがあるとされています。
これらの栄養素が適切にそろうことで、成長がよりスムーズに進む可能性があります。
ただし、特定の栄養素だけを極端に摂取しても、かえって効果がわかりづらくなる場合があるため、全体のバランスを意識することが大切です。
成長が気になる場合は、普段の食事内容を一度振り返ることで、必要な栄養が満たされているかどうか確認しやすくなります。
栄養摂取に関しては、こちらのYouTubeで詳しく解説しましたので合わせてご確認ください。
睡眠不足
睡眠が不足している場合は、成長に必要なホルモンが十分に分泌されにくくなり、身長の伸びが停滞することがあります。
特に、眠りについた直後の約90分間は成長ホルモンが多く分泌される「ゴールデンタイム」と呼ばれ、この時間に深い睡眠(ノンレム睡眠)へ入ることが成長の重要な土台になります。
この深い睡眠が短かったり、入眠が遅れてしまったりすると、成長ホルモンの分泌量が下がり、骨や筋肉の発達が進みにくくなる可能性があります。
成長が気になる場合は、まず睡眠時間と生活リズムを整えることが効果的です。
年齢ごとの適正睡眠時間は次の通りです。
0〜3ヶ月:14〜17時間
4〜11ヶ月:12〜15時間
1〜2歳:11〜14時間
3〜5歳:10〜13時間
6〜13歳:9〜11時間
14〜17歳:8〜10時間
18〜25歳:7〜9時間
この睡眠時間を確保しつつ、寝る前のスマートフォン使用を控えることや、部屋の明るさを落とすことが深い眠りにつながりやすくなります。
睡眠環境を整えるだけでも成長の後押しが期待できるため、まずは生活リズムの見直しから始めると良いでしょう。
睡眠に関しては、こちらのYouTubeで詳しく解説しましたので合わせてご確認ください。
参照:京田辺市「睡眠とスマートフォンの関係」
運動不足
運動が不足している場合は、骨に加わる刺激が少なくなり、成長の働きが弱まりやすくなります。
骨は適度な負荷を受けることで強く伸びていく性質があり、日常の活動量が少ない子どもほど、その刺激を得られる機会が減ってしまいます。
跳んだり走ったりする動きは、骨に縦方向の刺激が加わり、成長を後押しする働きを持ちます。
特に、ジャンプ動作や全身を使った運動は、骨にかかる負荷が一定のリズムで繰り返されるため、成長のサポートにつながりやすいと言われています。
一方で、長時間のスマートフォン使用や屋内で過ごす時間が多い生活では、必要な運動量を確保しにくくなり、体を動かす習慣が定着しにくい状況が生まれます。
成長を支える目的で運動に取り組む場合は、特別なトレーニングではなく、日常的に体を大きく動かす機会を増やすことが重要です。
跳躍運動や全身運動は負荷が自然にかかるため、子どもの成長を後押ししやすい活動として取り入れやすい方法と言えます。
普段の生活の中で、外遊びや軽いスポーツの時間を少しずつ増やすだけでも、成長を支える環境づくりに役立ちます。
心理的な要因
心理的な負担が続いている場合は、成長に欠かせないホルモンの分泌が乱れ、身長の伸びに影響が及ぶことがあります。
強い不安や緊張が続くと、自律神経が緊張状態に傾き、体がリラックスしづらい状態になります。
この状態では、睡眠の質が下がりやすく、深い眠りに入るまで時間がかかることがあります。
成長ホルモンは眠りについた直後の深い睡眠で多く分泌されるため、この睡眠の質が下がることで分泌量が減り、骨や筋肉の発達に影響が生じます。
過度なストレスが続くと、成長よりも体の防御反応が優先され、エネルギーの使い道が変わってしまうことも要因の一つです。
学校生活の不安や人間関係の悩みがある場合は、本人が知らないうちに心の負担が大きくなっていることがあります。
生活リズムの乱れ、食欲の変化、寝つきの悪さといったサインが見られるときは、心理的な影響が成長に関わっていないかを確認することが大切です。
心身をリラックスさせる時間を確保し、安心できる環境を整えることが、成長を支えるための土台になります。
本人の気持ちに寄り添いながら、日常のストレスを減らしていく取り組みが必要になります。
身長が伸びないときは低身長?判断基準

子どもの身長が思うように伸びていないと感じたとき、その状態が「低身長」に当てはまるのかどうかを気にする保護者は多いです。
しかし、身長の伸びには個人差があり、成長のタイミングも一人ひとり異なります。
ここでは、一般的に用いられる判断基準を整理しながら、低身長と考える前に知っておきたいポイントを紹介します。
低身長とは
低身長とは、年齢や性別ごとに作成された成長曲線の中で、身長が−2SD(下位2.3%)に位置する状態を指します。
この基準は、多くの子どもの成長データをもとに作られており、平均的な身長と比較したときにどの位置にあるかを確認するための指標になります。
ただし、−2SDを下回っているからといって、必ずしも病気が隠れているとは限りません。
体質性低身長のように、生まれ持った成長のペースがゆっくりで、時間をかけて伸びていくケースもあります。
反対に、数値だけでは判断できない背景が隠れている場合もあるため、成長の全体像を正しく把握することが大切です。
このような理由から、正確な評価には専門的な検査が欠かせません。
身長先生の身長診断®︎では、骨の成熟度や成長の伸びしろを細かく確認できるため、成長に関する不安を抱える保護者が現状を理解しやすくなります。
低身長かどうかを判断する際は、単に数値だけを見つめるのではなく、成長のペースや生活背景も含めて総合的に確認する姿勢が求められます。
参照:日本小児内分泌学会「低身長」
低身長の基準
低身長の基準は、年齢と性別ごとに作成された成長曲線を用いて確認します。
一般的には、成長曲線の−2SD(下位2.3%)に位置する身長よりも低い場合を、低身長の判断材料として扱います。
以下では、男の子と女の子の年齢別−2SD値が示されています。
男の子の年齢別低身長基準
|
年齢 |
身長(cm) |
年齢 |
身長(cm) |
|
3歳 |
86 |
11歳 |
130 |
|
4歳 |
92.2 |
11歳3ヶ月 |
131.3 |
|
5歳 |
98.1 |
11歳6ヶ月 |
132.5 |
|
5歳3ヶ月 |
99.5 |
11歳9ヶ月 |
133.8 |
|
5歳6ヶ月 |
100.9 |
12歳 |
135 |
|
5歳9ヶ月 |
102.4 |
12歳3ヶ月 |
136.5 |
|
6歳 |
103.8 |
12歳6ヶ月 |
138 |
|
6歳3ヶ月 |
105.3 |
12歳9ヶ月 |
139.5 |
|
6歳6ヶ月 |
106.8 |
13歳 |
141 |
|
6歳9ヶ月 |
108.2 |
13歳3ヶ月 |
143 |
|
7歳 |
109.5 |
13歳6ヶ月 |
145 |
|
7歳3ヶ月 |
110.9 |
13歳9ヶ月 |
147 |
|
7歳6ヶ月 |
112.2 |
14歳 |
149 |
|
7歳9ヶ月 |
113.5 |
14歳3ヶ月 |
150.5 |
|
8歳 |
114.7 |
14歳6ヶ月 |
152 |
|
8歳3ヶ月 |
116 |
14歳9ヶ月 |
153.5 |
|
8歳6ヶ月 |
117.2 |
15歳 |
155 |
|
8歳9ヶ月 |
118.5 |
15歳3ヶ月 |
155.8 |
|
9歳 |
119.7 |
15歳6ヶ月 |
156.5 |
|
9歳3ヶ月 |
120.9 |
15歳9ヶ月 |
157.3 |
|
9歳6ヶ月 |
122.1 |
16歳 |
158 |
|
9歳9ヶ月 |
123.3 |
16歳3ヶ月 |
158.3 |
|
10歳 |
124.5 |
16歳6ヶ月 |
158.5 |
|
10歳3ヶ月 |
125.7 |
16歳9ヶ月 |
158.8 |
|
10歳6ヶ月 |
126.8 |
17歳 |
159 |
|
10歳9ヶ月 |
128.4 |
17歳3ヶ月 |
159.3 |
|
17歳6ヶ月 |
159.5 |
||
|
17歳9ヶ月 |
159.8 |
||
|
18歳 |
160 |
女の子の年齢別低身長基準
|
年齢 |
身長(cm) |
年齢 |
身長(cm) |
|
3歳 |
84.3 |
11歳 |
130 |
|
4歳 |
91 |
11歳3ヶ月 |
131.8 |
|
5歳 |
98 |
11歳6ヶ月 |
133.5 |
|
6歳 |
103.4 |
11歳9ヶ月 |
135.3 |
|
6歳3ヶ月 |
104.8 |
12歳 |
137 |
|
6歳6ヶ月 |
106.2 |
12歳3ヶ月 |
138.3 |
|
6歳9ヶ月 |
107.6 |
12歳6ヶ月 |
139.7 |
|
7歳 |
109 |
12歳9ヶ月 |
141 |
|
7歳3ヶ月 |
110.3 |
13歳 |
142.3 |
|
7歳6ヶ月 |
111.5 |
13歳3ヶ月 |
143.1 |
|
7歳9ヶ月 |
112.8 |
13歳6ヶ月 |
143.8 |
|
8歳 |
114 |
13歳9ヶ月 |
144.6 |
|
8歳3ヶ月 |
115.3 |
14歳 |
145.3 |
|
8歳6ヶ月 |
116.5 |
14歳3ヶ月 |
145.6 |
|
8歳9ヶ月 |
117.8 |
14歳6ヶ月 |
145.9 |
|
9歳 |
119 |
14歳9ヶ月 |
146.2 |
|
9歳3ヶ月 |
120.3 |
15歳 |
146.5 |
|
9歳6ヶ月 |
121.5 |
15歳6ヶ月 |
146.8 |
|
9歳9ヶ月 |
122.8 |
16歳 |
147.1 |
|
10歳 |
124 |
16歳6ヶ月 |
147.3 |
|
10歳3ヶ月 |
125.5 |
17歳 |
147.4 |
|
10歳6ヶ月 |
127 |
17歳6ヶ月 |
147.6 |
|
10歳9ヶ月 |
128.5 |
これらの基準値よりも低い場合は、低身長に該当する可能性があります。
ただし、これは統計的な目安であり、個人差が大きい点を理解する必要があります。
成長がゆっくり始まり、後から伸びるケースも存在します。
そのため、実際の成長の状態を確認する際は、身長先生の身長診断®︎のように、骨の成熟度や成長の伸びしろを総合的に評価する検査が役立ちます。
参照:日本小児内分泌学会「低身長」
子どもの身長が伸びないときの検査と治療方法

子どもの身長が思ったように伸びていないと感じたとき、まず「今どれくらい伸びる可能性があるのか」を見極めることが大切です。
成長の状況を正しく知るためには、体の状態を客観的に確認する検査が欠かせません。
ここでは、成長の現在地を把握するための検査項目と、必要に応じて選択される治療の考え方について整理します。
検査方法
検査を行う目的は、現在の成長状態を客観的に把握し、どれくらい伸びる可能性が残っているのかを確認することにあります。
子どもの背が伸びないと感じた場合は、複数の検査を組み合わせることで成長の全体像をつかみやすくなります。
まず、骨年齢検査では、手のレントゲンを用いて骨の成熟度を確認します。
実際の年齢と骨年齢を比べることで、成長スパートのタイミングや伸びしろを予測できます。
骨の成熟が早く進んでいるのか、それとも遅れているのかを把握する重要な検査です。
次に、採血検査では、成長ホルモンや甲状腺ホルモンなど、成長に関わる項目を確認します。
ホルモンの働きに偏りがある場合は、成長が進みにくい状況が生まれることがあるため、体の内側の状態を知る上で欠かせません。
さらに、超音波身長測定は、誤差が少なく再現性の高い測定が行える方法です。
精度の高い計測ができることで、ほんのわずかな伸びの変化にも気づきやすくなります。
これらの検査を組み合わせることで、成長が止まっているのか、ゆっくり進んでいるのか、あるいは他の要因が関わっているのかを把握しやすくなります。
原因を知ることが、次のステップにつながる重要な一歩になるでしょう。
治療方法
治療を検討する際は、まず身長先生の身長診断®︎で骨年齢・採血・超音波測定を行い、成長の伸びしろと最終身長を予測します。
身長外来では、大まかに「成長ホルモン補充」「思春期コントロール」「栄養補充と生活指導」の3つを組み合わせて最終身長を高めることを目指します。
まず、成長ホルモン補充療法では、成長期のあいだに成長ホルモンを少量ずつ追加し、身長の伸び率を高めたり、伸びの減少を防いだりします。
骨端線が閉じる前の期間をできる限り有効に使うことが目的です。
成長ホルモン補充療法の費用目安(自費)は以下です。
現在使用している日本製成長ホルモン(ソマトロピン10mg)は、購入本数に応じて単価が設定されています。
- 通常価格:82,000円
- 10本まとめ買い:77,000円/本
- 20本まとめ買い:72,000円/本
- 30本まとめ買い:68,000円/本
- 40本まとめ買い:67,000円/本
- 50本まとめ買い:66,000円/本
なお、成長ホルモンには使用期限があるため、体重によってまとめ買いできる本数の上限が異なります。
入荷状況により期限は変動しますが、少なくとも6か月以上の使用期限が確保できるものを使用します(例:2026年1月時点で2026年11月期限)。
体重別の1か月あたりの費用イメージは、次の通りです。
|
体重目安 |
使用ペース |
単価目安 |
月額費用目安 |
|
20kg以上 |
15日〜10日/本 |
77,000×2〜72,000×3 円 |
154,000〜216,000円 |
|
30kg以上 |
10日〜7日/本 |
72,000×3〜68,000×4 円 |
216,000〜272,000円 |
|
40kg以上 |
7日〜5日/本 |
68,000×4 〜66,000×6 円 |
272,000〜396,000円 |
|
51kg以上 |
5日/本 |
66,000×6円 |
396,000円 |
これらはあくまで目安であり、実際の投与量や本数は、診察結果をもとに個別に決定します。
次に、思春期コントロールの薬を使う場合があります。
思春期の進行が早い場合、成長のピークが前倒しになり、伸びる期間が短くなります。
そこでホルモンの働きを調整し、成長のピークが急に終わらないようにすることで、身長が伸びる期間を長く保つ考え方を取ります。
思春期コントロール治療の料金は、症例により異なります。
さらに、鉄・亜鉛・ビタミンD・アミノ酸などを補う栄養補充療法と、食事・睡眠・運動といった生活習慣の指導も欠かせない要素です。
成長に必要な栄養が不足していると治療の効果が十分に発揮されにくくなるため、体の土台を整えることが重要になります。
栄養サプリメントを用いた栄養補充療法は、体重や採血結果によって前後しますが月額約3万円が目安です。
生活習慣の指導は、診察料に含まれます。
近年は身長治療を行う医療機関が増えており、今後(特に2026年以降)成長ホルモンの価格が変動する可能性があります。
実際の費用は、治療開始時点の価格や供給状況によって異なる場合があります。
これら3つのアプローチを、一人ひとりの成長ペースや将来予測される最終身長に合わせて組み合わせることで、本来の最終身長からプラス数cm〜最大15cm程度を目指せるケースがあります。
どの治療が適しているかは個別で大きく異なるため、まずは身長先生の身長診断®︎で現状を確認し、家族で相談しながら方針を決めることをおすすめします。
身長が伸びないに関するよくある質問

子どもの身長について不安を感じたとき、多くの保護者が同じような疑問を抱きます。
どの程度伸びていれば安心なのか、思春期を過ぎても伸びる可能性はあるのかなど、成長にまつわる疑問は尽きません。
ここでは、特に質問の多い内容を取り上げ、成長を考える上で知っておきたいポイントを整理します。
身長が伸びていないサインは?
身長が思うように伸びていないかどうかを判断する際は、いくつかのポイントがあります。
まず、年齢に対して身長が明らかに低い場合は、成長のペースが遅れている可能性があります。
また、年間の伸びが少なく、たとえば1年間で2cm前後しか伸びていない状況が続く場合も注意が必要です。
さらに、成長曲線を見たときに、線がほとんど上向きにならず、横に近い形で推移している場合は、成長が停滞しているサインとして受け取れます。
成長曲線は月齢単位で記録して確認することで、わずかな変化にも気づきやすくなります。
このようなサインが見られた場合は、一度専門的な検査で成長の現在地を確認することで安心につながります。
早めに相談することで、必要な対策を検討しやすくなります。
参照:日本小児内分泌学会「日本人小児の体格の評価」
14歳を過ぎても身長は伸びますか?
14歳前後は成長期のピークが落ち着き始める時期ですが、骨端線が閉じるまでは身長が伸びる可能性があります。
思春期の進行には個人差があり、同じ年齢でも成長が続く子とゆるやかになる子がいます。
骨年齢が実年齢より遅れている場合は、14歳を過ぎても成長の余地が残ることがあります。
一方で、早熟傾向がある場合は、14歳の時点で伸びが少なくなっているケースもあります。
どれくらい伸びる可能性があるかを判断するには、骨端線の開き具合や成長の推移を確認することが重要です。
骨年齢や身長データを照らし合わせることで、将来の伸びをより具体的に把握できます。
参照:日本小児内分泌学会「ヒト成長ホルモン製剤の適正使用について」
20歳過ぎても背が伸びる人はいますか?
20歳を過ぎる頃には、ほとんどの人で骨端線が閉じており、身長の伸びは基本的に止まっています。
そのため、20歳以降に大きく伸びるケースは多くありません。
ただし、骨端線が閉じる時期には個人差があり、ごく少数では成長がわずかに続く例外もあります。
思春期がもともと遅れていた場合などは、その可能性が残ることがありますが、一般的には成長がほぼ完了していると考えられます。
今どの段階にあるかを確かめるには、骨年齢を確認する方法が有効です。
骨の成熟度を把握することで、成長が残っているかどうかを判断しやすくなります。
まとめ
子どもの身長が伸びないと感じたときは、体質・生活習慣・睡眠・運動・心理面・疾患など、複数の要因を丁寧に確認することが大切です。
年齢に対して身長が低い、年間の伸びが小さい、成長曲線が横ばいといったサインが見られる場合は、早めに現状を把握することが安心につながります。
成長の現在地を知るには、骨年齢・採血・超音波身長測定を組み合わせた評価が有効で、身長先生の身長診断®︎で詳細を確認できます。
必要に応じて、生活習慣の改善や栄養補充、身長先生式成長ホルモン治療®︎などを組み合わせていくことで、最終身長をより高める選択肢が生まれます。
成長には個人差があるため、「今どれくらい伸びる余地があるのか」を知ることが、適切な対応の第一歩です。
気になる場合は早めに相談し、将来の身長に向けた準備を進めていきましょう。
監修者

院長 (全日出勤)
田邊 雄 (たなべ ゆう)
経歴
2011年 金沢医科大学卒業
2018年 日本整形外科学会認定整形外科専門医取得
2018年 順天堂大学博士号取得
2020年 東京神田整形外科クリニック開業

再生医療リードドクター (毎週月曜日、第1・3・5土曜日勤務)
横田 直正 (よこた なおまさ)
経歴
平成11年3月 国立浜松医科大学医学部卒業
平成11年4月~平成18年12月 東京大学医学部整形外科在籍
平成11年5月~平成11年12月 東京大学医学部付属病院整形外科
平成12年1月~平成12年6月 東京逓信病院麻酔科
平成12年7月~平成13年6月 三楽病院整形外科
平成13年7月~平成14年12月 都立広尾病院整形外科
平成15年1月~平成16年6月 東芝林間病院整形外科
平成16年7月~平成17年9月 多摩北部医療センター整形外科
平成17年10月~平成18年9月 都立墨東病院リウマチ膠原病科
平成18年10月~平成19年12月 東京逓信病院整形外科
平成19年7月~平成27年2月 太秦病院整形外科リウマチ科
平成27年3月~平成29年3月 富士見病院整形外科
平成28年6月~平成29年3月 東京ひざ関節症クリニック銀座(院長)
平成29年4月~令和3年4月 東京ひざ関節症クリニック新宿(院長)
令和3年5月~ 総合クリニックドクターランド、新山手病院など


