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膝の水を抜いた後の運動3選!どんなリハビリを行うのか解説!

 

膝が痛くて膝の水を抜いたことがある人、膝の水はまだ抜いていないけど、抜いたほうがいいのか悩んでいる方、こういった方はこの記事を読むと自分の膝の状態を把握することができるようになります。 

 

東京神田整形外科クリニック、理学療法士の森祐弥です。 

 

今回は、膝の水抜き〇〇色は危険!というテーマについてお話しさせていただきます。 

 

今回のテーマは大きく2つあります。 

①膝の水の色について 
②膝の水を抜いた後のリハビリについて 

このあたりをお話しさせていただきます。 

 

ちなみに論文がなかなか見つからなくて、調べるのにかなり時間をかけていますので、ぜひ最後までご覧ください。 

 

 

 

 

 
当院の再生医療治療について

当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。


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膝の水の色について

 

こんな質問がありました。 

現在29歳で前に膝に水が溜まってしまって水を抜いた時にかなり白色の水だったんですけど、これってあまり良くないですか? 

こういった質問をいただきましたので、これについて論文を参考にしながら答えていきます。 

 

昭和大学から出ている論文がありましたので、これをもとにお話をしていきます。 

 

 

結論から言うと、こちらの表をご覧ください。 

 

表1 

 

 

絶対にこの色になるとは言い切れないですが、傾向としてこのような色になることが多いです。 

質問していただいた方はかなり白色と仰っていましたので、おそらく濁っていなければ正常な関節液だったのではないかと思われますが、濁った白色の場合は細菌が付着しているといった可能性も考えられます 

その場合は色だけでなく、量と併せて判断されるのが良いかと思います。 

■関節液の量の目安 

正常:1〜3ml 
炎症:20〜30ml 

 

このように関節液の色でご自身の膝の状態がかなり把握しやすくなります。 

皆さんがもし膝の水を抜く機会がありましたら、ぜひ色をチェックしてみてください。 

 

膝の水を抜いた後のリハビリ

 

「膝の水を抜いた後のリハビリって何をするの?」とよく聞かれますが、基本的には次の3つを行っていきます。 

 

①膝に水が溜まっていないかの確認 
②膝の曲げ伸ばしができるかの確認 
③筋力トレーニング 

 

1つづつ紹介していきます。 

 

①膝に水が溜まっていないかの確認

 

まず1つ目は膝に水が溜まっていないかの確認ですが、こちらの記事でも紹介していますので、併せてご覧ください。 

>>膝に水が溜まった時のストレッチ3選!簡単で効果抜群!

 

膝の水はメジャーを使って、膝の周りの太さを測っていきます。 

水が溜まると太くなるので、水を抜いた後でも太くなっていないかというのを再度確認していきます。 

 

「膝の水を抜くと癖になるのでは?」と思われる方もいるかと思います。 

膝の水が溜まっているというのは、膝の関節に負担がかかっているということですので、例えば階段・坂・普段歩く歩数などを、その人の膝の状態に合わせた生活を提案していきます。 

 

②膝の曲げ伸ばしができるかの確認

 

2つ目は膝の曲げ伸ばしです。 

水が溜まると膝の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなります。 

例えば、しゃがむ・正座、そして寝る時に膝が伸びきらないで曲がってしまう、このような症状になることが多いです。 

 

このような場合、膝の水を抜くと楽にはなるのですが、完全にしゃがみきったり正座をしたり、そういったことはやはり困難になってきます。 

なので膝の曲げ伸ばしがしっかりできるように、ストレッチや筋力トレーニングを行っていきます。 

>>【タオルでらくらく】膝の痛みを治すストレッチ【TOP3】

 

③筋力トレーニング

 

3つ目は筋力トレーニングです。 

膝の水が溜まると痛いので、あまり膝を動かさなくなっていきます。 

それによって筋力が低下していきますので、筋力トレーニングがかなり大切になってきます。 

 

筋力が落ちたまま運動をしたり、普段と同じように歩いたりしていると、また関節に負担がかかって水が溜まってきてしまう原因にもなりますので、しっかり筋力をつけていくことがとても大切になってきます。 

 

よくやるトレーニングでは、パテラセッティング、そしてスクワットが挙げられます。 

こちらもその人の膝の状態に合わせた負荷量で、トレーニングをしていくようになります。 

 

よくリハビリはきついと思われますが、当院でのリハビリはめちゃくちゃ優しいです。 

その人に合わせたストレッチや筋力トレーニングを行っていきますので、少しでも気になる方は早めにリハビリを行うことをおすすめします 

 

まとめ

 

本日のまとめです。 

 

■膝の水の色について 

・正常な膝:無色透明 
・変形性膝関節症:黄色
・リウマチ・痛風・偽痛風:濁った黄色 
・半月板損傷・靭帯損傷:血液の色 

 

■膝の水を抜いた後のリハビリ 

①膝に水が溜まっていないかの確認 
②膝の曲げ伸ばしができるかの確認 
③筋力トレーニング 

 

膝の水を抜いただけで終わりではなく、抜いた後のリハビリがとても大事になってきます。 

 

今回は、膝の水抜き〇〇色は危険!というテーマについてお話しさせていただきました。 

 

 

今後も膝や再生医療に関する記事や動画を配信していきます。    

     

是非、膝専門YouTubeチャンネルの登録もよろしくお願いいたします。     

こちらではコメントでも相談に乗っていますので、気兼ねなくコメントをよろしくお願いいたします。     

 

また当院では再生医療という治療法も導入しています。     

色んな治療をやってみたけど膝の痛みがなかなか取れない、ヒアルロン注射をやってても全然痛みが取れない、もしくは手術するのが少し怖い・嫌だなという方は、一度ご検討していただきたい内容になっています。     

再生医療治療のページにて、再生医療について詳しく紹介していますのでご覧になってみてください。     

 

以上、理学療法士の森祐弥でした。 

 

 
当院の再生医療治療について

当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。


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