肩こりの原因は首・肩甲骨まわりの筋肉の疲労?P C作業の人要注意!
・「肩こりが辛い」
・「肩まわりの筋肉がガチガチ」
・「肩こりで頭痛まである」
などで悩んでいる人を多くいらっしゃいます。
「原因は何かを知って、根本から肩こりを治したい」という人に、肩こりの原因から筋肉をほぐすストレッチ方法までしっかり解説していきます。
肩こりを放置すると五十肩になる可能性もあるので、最後までご覧ください!
特に、P C作業が長い人や、巻き肩姿勢の人要注意です。
目次
- 肩こりの原因は、首・肩甲骨まわりの筋肉の疲労?
- 肩こりとなる首・肩甲骨まわりの筋肉疲労が起こる理由とは?
- 肩こり解消ストレッチ3選
・①脇のびのびストレッチ
・②背中・胸まわりスッキリストレッチ
・③肩甲骨を動かすストレッチ - 肩こりの原因は首・肩甲骨まわりの筋肉疲労まとめ
肩こりの原因は、首・肩甲骨まわりの筋肉の疲労?
結論から言いますと、肩こりの原因は、筋肉の緊張や疲労、血行不良によるものが多いです。
首や肩甲骨まわりの筋肉は、重たい頭部や腕を支えているため常に筋肉に緊張を強いられています。
そのため、首・肩甲骨まわりの筋肉が疲労し、固くなり、血行不良に陥って肩こりになるのです。
肩こりに関係する筋肉は主に以下になります。(図1)
・僧帽筋
・肩甲挙筋
・胸鎖乳突筋
・頭板状筋
・菱形筋
(図1)
では次に、なぜ首・肩甲骨まわりの筋肉が疲労を起こし肩こりになるのか理由を解説していきます。
肩こりとなる首・肩甲骨まわりの筋肉疲労が起こる理由とは?
ズバリ以下の4つが要因で、筋肉疲労が起こり、肩こりになるといわれています。
・長時間の不良姿勢
・運動不足
・眼精疲労
・ストレス
主にここ最近は、長時間の不良姿勢が多いように思います。
長時間の不良姿勢とは、長時間のデスクワークやP C作業、スマホ操作などです。
このような姿勢は、首や腕が前にある姿勢になるので、頭の重みや腕の重みがかかります。
そうすると、常に筋肉に緊張が強いられ、疲労を起こし、筋肉がガチガチに固まり肩こりに繋がるのです。
運動不足も筋肉が弱くなり、首や肩の負担が大きくなります。
また、筋肉の緊張状態が続いて、血行不良を招くため肩こりが起こりやすくなるのです。
以上のことを踏まえると、長時間同じ姿勢にならないことや適度に動かすことで予防にもなります。
では、次にどのような運動したら良いかわからない人に、肩こりを解消するストレッチ方法を紹介します。
肩こり解消ストレッチ3選
今回は肩こり解消ストレッチを3つを紹介します。
①脇のびのびストレッチ
②背中・胸まわりスッキリストレッチ
③肩甲骨を動かすストレッチ
まず、肩こりが辛い人や筋肉がガチガチな人で、どのくらいガチガチなのか以下の記事でチェックしてみてください!
→肩甲骨まわりがガチガチになる原因とは?肩こりがひどい人必見!
①脇のびのびストレッチ
肩こり解消ストレッチ1つ目が、脇のびのびストレッチです。
まず片方の手で手首を掴みます。
掴んだ手で上に引っ張りながら体を横に倒し20秒キープしましょう。(写真1)
(写真1)
脇から背中が伸びるのを感じましょう。
同じように反対もおこなってください。
※もし肩が痛い場合は、腕を下げた位置でも大丈夫です。
②背中・胸まわりスッキリストレッチ
肩こり解消ストレッチ2つ目が、背中・胸まわりスッキリストレッチです。
両手を胸の前で組みます。
そのまま、背中を丸めるように手を前に出していきます。
このまま20秒キープです。(写真2)
(写真2)
肩甲骨内側の筋肉の菱形筋を伸ばしています。
この筋肉は、姿勢が悪い人はすごく凝りやすい筋肉になります。
次に、両手を腰の後ろで組みましょう。
肘を伸ばして胸を張るようにして手を床の方に向かって伸ばしていきます。
そのまま20秒キープです。(写真3)
胸の前の筋肉、大胸筋が伸びるのを感じましょう。
大胸筋が固いと巻き肩姿勢になっていきます。
(写真3)
③肩甲骨を動かすストレッチ
肩こり解消ストレッチ3つ目が、肩甲骨を動かすストレッチです。
肩を耳に近づけるように肩甲骨を10秒間上にあげます。
その後、力を抜いてストンと肩を下ろしましょう。(写真4)
(写真4)
筋肉に力を入れて抜く運動で循環を良くしていきます。
同様に次は、肩甲骨を内側に寄せて10秒キープです。(写真5)
そのあと、力を抜いて戻しましょう。
(写真5)
以上の3つの運動を朝や仕事合間におこなうことで、筋肉の疲労をためずに肩こりを解消することができます。
肩こりの原因は首・肩甲骨まわりの筋肉疲労まとめ
肩こりの主な原因は、筋肉の緊張や疲労、血行不良によるものです。
その筋肉の緊張や疲労が起こる要因には、以下のことがあります。
・長時間の不良姿勢(デスクワーク、P C作業、スマホ操作など)
・運動不足
・眼精疲労
・ストレス
以上の要因に対して、長時間同じ姿勢にならないことや適度な運動が大事になります。
そのため、以下の肩こり解消ストレッチ3選を長時間のデスクワーク合間や朝におこなうと効果的です。
①脇のびのびストレッチ
②背中・胸まわりスッキリストレッチ
③肩甲骨を動かすストレッチ
肩こりが長く続くと、痛みが出てきたり、五十肩になる可能性もあるため放置しないようにしましょう!
是非、当院でもリハビリを行っておりますので、肩こり・五十肩は放置せず、一緒に撃退していきましょう!
以上、理学療法士の豊岡でした。
プロフィール
名前:豊岡桜子
資格:理学療法士
キャリア:理学療法士11年目
この10年で、整形外科疾患をメインに累計1.8万人以上治療。
その中で、肩関節疾患の術後の人から保存治療の人まで多数治療。
現在は、東京神田整形外科クリニックで五十肩のブログやYouTubeで、五十肩で悩んでいる方達の助けになれるように知識と技術をお届けしています。
肩こり・五十肩を一緒に撃退していきましょう!