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【肩甲骨内側の痛みの原因はストレートネックだった!】放っておくと五十肩になるかも

 

東京神田整形外科クリニック、理学療法士の加藤駿です。 

 

今回は、肩甲骨の内側の痛みの原因について、解説していきます。 

 

 

 

 

 

 

肩甲骨内側の痛みについて

 

よくデスクワークをしている患者さんの中で、肩甲骨の内側が縦方向に痛い、という患者さんが結構多いのですが、これはなぜかといいますと、そこを通る神経が圧迫されているからです。 

その神経は、肩甲背神経と言います。 

肩甲背神経は首から出ている神経で、肩甲挙筋菱形筋を支配している神経になります。 

その走行は、腕神経叢最も近位の場所から分岐していて、中斜角筋という首の筋肉と一部肩甲挙筋を貫通して、肩甲骨の内側を通る神経になります。 

さらに表層の僧帽筋肩甲挙筋の間のところで肩甲背神経が触れるポイントがあるのですが、僕らセラピストはここをリリースしたりします。 

 

神経の話に戻ります。 

肩甲背神経運動線維のみならず感覚線維も司っているので、肩甲背神経の通り道で圧迫されると肩甲骨の内側に痛みが出てきます 

例えば猫背で、首がストレートネックになっている状態だとします。 

そうすると首を支えるために肩甲挙筋斜角筋のところが、持続的な過緊張が起きる状態になります。 

そうするとそこを貫通する肩甲背神経が圧迫されて、痺れや痛みが出てくることになります。 

 

ではなぜ肩甲背神経のせいで五十肩になるのか。 

まず肩がスムーズに動くためには、肩甲骨のアシストが必要です。 

肩甲背神経は肩甲骨につく筋肉を支配する神経なので、この筋肉の動きが悪くなると、腕と肩甲骨の動きのリズムが崩れ出してきます。 

これが後々、五十肩に繋がってしまうんです。 

肩甲背神経による痛みが原因というよりも、肩甲背神経が支配している筋肉の機能不全によって五十肩が起こります 

 

ということで、今回は肩甲挙筋斜角筋のストレッチをやっていきましょう。 

 

セルフチェック

 

まずはセルフチェックです。 

背中の痛みが出る時、特に首の前後の動きを確認しておきましょう。 

この時、痛みの度合いを確認してください。 

肩甲挙筋は僧帽筋の下にある筋肉なので、肩甲挙筋だけストレッチをしていくために僧帽筋を緩ませます。 

 

 

肩甲挙筋ストレッチ

 

では肩甲挙筋ストレッチを行っていきます。 

 

まず、肘を曲げた状態で肩をできるだけ上に上げます。(写真1) 

ここから首を斜め前方向に倒していきます。(写真2) 

ここで軽く手でアシストしてあげてください。 

この状態で10秒間キープです。 

 

写真1 

 

写真2 

 

斜角筋ストレッチ

 

続いて斜角筋ストレッチです。 

肩こりの筋肉が僧帽筋という筋肉なのですが、僧帽筋の前側を下に軽く押します。(写真3) 

肩を持ち上げ、この状態で肩を後ろに引きます。(写真4) 

引いたら戻す、この動作を10秒間行いましょう。 

 

 写真3 

 

 写真4 

 

斜角筋は頚椎から肋骨に付く筋肉なので、肩を後ろに引くことで頚椎と肋骨の距離を離してストレッチをしていきます。 

 

僧帽筋の前のところ1点を押していただくのですが、それ以上前にいってしまうと腕神経叢という神経の束に当たってしまうので、僧帽筋の前のところで固定したら手は動かさなくて大丈夫です。 

写真4のように、手は固定して肩を引く動作で大丈夫です。 

 

セルフチェック

 

最後にセルフチェックをもう一度やってみましょう。 

首の痛みはどうでしょうか? 

結構首が軽くなるかと思います。 

 

まとめ

 

今回は首を使ったストレッチなので、強くやりすぎて痛めないように、気を付けてやってください。 

肩甲骨周りの筋肉をしっかりほぐして、五十肩を予防していきましょう。 

 

引き続き五十肩について発信していきますので、記事のチェックをお願いいたします。 

五十肩専門YouTubeチャンネルではすでに数多くの動画をアップしていますので、チャンネル登録や高評価などよろしくお願いいたします。 

 

 

以上、理学療法士の加藤駿でした。 

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