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肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする原因は?痙攣は危険信号かも?

動かしていないのに肩甲骨まわりの筋肉が勝手にピクピクしている。

 

痛みはないけど変な感じがして気持ちが悪い。

 

『何が原因?』

『ピクピクしてるけど、これって痙攣?』

『放置して大丈夫?』

 

と不安になっていることでしょう。

 

今回は肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする人の考えられる原因や、危険信号をお伝えします。

 

最後まで見ないと、危険サインを見落とす事になるかもしれません!!

 

 

 

 

目次

 

 

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクしているのと痙攣は一緒なのか

 

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクしているのは痙攣とも言えます

 

そもそも痙攣とは、自分の意思とは関係なく筋が収縮することをいいます。

 

痙攣は程度によってはかなり危険です!!

 

評価ポイントとしては部位・痛みの有無・痙攣の種類で変わってきます。

人が運動をする時 脳→神経→筋肉 の順番で運動が起きます。

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする、すなわち痙攣とは脳、神経、筋肉のどこかに不具合が生じているということです。

 

それでは、肩甲骨まわりの筋肉のピクピクと痙攣する原因をパターン別に解説していきます。

 

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする原因を詳しく解説!

 

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする原因は以下の3つがあげられます。

 

①筋肉の栄養不足(筋肉自体の不調)
②寝不足や疲労による自律神経乱れ(神経の不調)
③隠れた疾患の場合(脳の不調)

 

①筋肉の栄養不足(筋肉自体の不調)

 

・長く同じ姿勢をとっていた
・同じ作業をひたすら繰り返していた
・筋トレや激しい運動をした

 

などで筋肉に必要な栄養が行き渡らないと、ピクピクと軽い痙攣を起こすと言われています。

 

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする原因は?痙攣は危険信号かも?

図1

 

・図1のように肩甲骨の内側、下側がピクピクと痙攣していて範囲が狭い
・運動等に思い当たる原因がある
・寝たり休んだらすぐ治った
・軽く筋肉がピクピクする程度

 

これらに該当する場合はリスクは低いかと思います。

 

デスクワークの姿勢の改善や、日頃のストレッチでケアをするといいと思います。

自己判断が難しい時は医療機関に相談をしましょう。

 

②寝不足や疲労による自律神経乱れ(神経の不調)

 

・全然寝ていない
・頭がまわらないくらい疲れている
・過度な緊張がある(ストレス)

 

などで自立神経が乱れると脳からの信号がうまく伝わらず、肩甲骨周りの筋肉にピクピクと痙攣するような不具合が起きることがあります。

 

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする原因は?痙攣は危険信号かも?

図2

 

・図2のように肩甲骨周辺や脇腹あたりがピクピクと痙攣していて範囲が広い
寝たり、休息をとっても治らない
・運動等で思い当たる原因がない
・ピクピクするように痙攣することもあれば、ひきつるように痛い時がある

 

これらに該当する場合はリスクは中等度

 

自己判断はせず、医療機関を受診しましょう。

 

③隠れた疾患の場合(脳の不調)

 

・頭痛や目眩もする
・痛みを伴うような肩こりが多々ある
・首が傾いてしまう

などは脳の障害や隠れた病気の可能性があります。

 

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする原因は?痙攣は危険信号かも?

図3

 

・図3のように肩甲骨の上あたりや首で硬直するように痙攣する。
・ピクピクと痙攣するのではなく、ひきつるように痛い
・力が抜けない
突然発症した

 

この場合はジストニアという病気や、脳の病気の場合があります!

 

リスクは重度 必ず医療機関を受診してください。

 

この中でも筋肉由来のピクピクや痙攣は、ストレッチや姿勢の改善で予防できることがあります。

理学療法士のオススメのストレッチや姿勢改善をお伝えします!

 

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする人の対処法

 

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする人は、頑張りすぎている筋肉に優しくしてあげることが大事です。

 

以下の2つの方法を提案させていただきます。

 

①姿勢の改善
②ストレッチで改善

 

①姿勢の改善

 

普段の姿勢を修正し、肩甲骨まわりの筋肉のピクピクを予防しましょう!

 

デスクワークでこんな姿勢になっていませんか?

 

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする原因は?痙攣は危険信号かも?

図4

 

図4の姿勢に当てはまる人は、今すぐ改善すべきです!

  

肩甲骨まわりの筋肉がピクピクする原因は?痙攣は危険信号かも?

図5               図6

 

①椅子の高さを調整し、足底が床についている高さにしましょう

②デスクとゲンコツ2個分くらいの距離を保ちましょう

③背中が丸まってしまう人はクッションなどを入れると楽です

④肩が上がりやすいひとは膝元にクッションを入れて腕をのせるといいでしょう。

 

ポイントは

・肩の力が抜けている
・首が前にでていない
・猫背にならない
・骨盤がおきている

これらを意識し、改善してみると効果的です!

 

②ストレッチで改善

 

運動後などに肩甲骨まわりの筋肉がピクピクと痙攣してしまう人は、肩甲骨まわりの筋肉の柔軟性を高め、筋肉自体の不調を予防していくといいと思います!

 

ストレッチは寝違えや、運動時の筋肉痛の予防にもなります!

 

わかりやすく説明している記事がありましたので厳選してきました!

 

朝の習慣化にはこちらがオススメ!

 

>>朝5分ストレッチ方法

 

座りながらできるストレッチを動画付きで解説。

時間がある人にはこちらがオススメ!

 

>>座りながらできる肩甲骨はがし3選!

 

肩甲骨の周りの筋肉がピクピクする人のまとめ

 

肩甲骨の筋肉がピクピクしているのは痙攣と言えるでしょう。

 

痙攣には種類があり、原因が大まかに以下の3つがあげられます。

 

1.筋肉自体の不調はリスク軽度
 姿勢を改善やストレッチが有効!

2.神経の不調はリスク中等度
 無理はせず、休むこと
 医療機関の受診をすること

3.脳の不調はリスク重度 
 自己判断はせず、すぐに医療機関を受診!

 

これらの不調はリスクが違えど、どれも放置はせず原因に適した対処をしましょう

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

以上、理学療法士の吉村由基でした。

 

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