五十肩のストレッチ3選!座ったままできて仕事中にもオススメ!
【仕事中でもできる】五十肩 座ってできるエクササイズ3選【中期 応用編】
東京神田整形外科クリニック、五十肩リハビリ治療責任者の石山公幾です。
こちらには五十肩でたくさんのオフィスワーカーの方が来られますが、皆様座ってお仕事をされますので、
「座ったままできるストレッチはないですか」
ということをよく聞かれますので、今回は五十肩に効く座ったままできるストレッチ3選を紹介していきます。
①五十肩セッティング
では早速1つ目です。
まずは五十肩セッティングです。
肘を90度に構え、手のひらを上に向けます。(写真1)
少し体よりも肘を後ろに引いた状態で、このまま肘(肩)を真下に下げます。(写真2)
普通の肩の状態から下に下げます。
下げたら普通の位置に戻す、この運動を20回行います。
写真1 写真2
肘の位置が前になってしまうと、肘を下げても体が丸まってしまうので、必ず引いた位置にしましょう。
少し顎を引いた状態で下げることを意識して下さい。
②首・肩甲骨ストレッチ
続いて2つ目は、首・肩甲骨ストレッチです。
今回は左側を伸ばします。
左手で椅子を押さえ、このまま首を右側にゆっくり倒していきます。(写真3.4)
倒したらまた戻ります。
肩甲骨から首につく筋肉をストレッチしていきます。
力を強くやり過ぎてしまうとひきつけてしまったりするので、手は軽く握る程度で大丈夫です。
ホールドがないと体ごと(首と)一緒にいってしまいますので、そういう動きが出ないように手は椅子を持ちます。
ではこのストレッチを20回やっていきましょう。
写真3 写真4
③腕のワイパー運動
最後の3つ目は、腕のワイパー運動です。
左手を90度で構え、右手で上腕の辺りを支えてあげます。(写真5)
ここが離れないようにこのまま外側→内側→外側→内側、このようなストレッチを行っていきます。(写真6.7)
気をつけるところは、肘と体が離れてしまうと良くないです。
また、丸まった姿勢だと効果がありません。
しっかり起こした状態でやっていきましょう。
ではこのストレッチを20回行っていきましょう。
写真5
写真6 写真7
まとめ
以上、五十肩の人に向けて座ったままできるストレッチ3選をお伝えしてきました。
痛みのない範囲で運動を行っていくことが非常に大事ですので、今回行った3つの運動を1日2回、座っている時に行ってみて下さい。
また、五十肩で治療をご所望の方は、石山をご指名いただければと思います。
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