五十肩に効く食べ物とは?3つの厳選食材で体の中から治癒力UP!
五十肩を少しでも早く治したい!
体の外からだけではなく、体の中からもなるべく治癒力を上げていきたい!
そんな方に五十肩に効く食べ物を3つ厳選してご紹介いたします。
ぜひこの3つの食べ物を今日から積極的に献立に取り入れていきましょう!
五十肩に効く食べ物3選はこれだ!
五十肩に効く食べ物はずばり!
- 根菜
- 赤身の肉
- 果物
この3つです!
しかし、これだけを読んですぐ献立に取り入れるのはやめてください!
特に赤身の肉、果物はどんな種類でもいいわけではありませんので、必ず最後まで読んで条件を満たした食材を召し上がってください。
ではなぜ、この3つがいいのかを簡単にご説明いたします。
五十肩の原因の1つは、血流が悪いことが挙げられます。
実際に血流が低下し、冷えると肩が痛くなったり、動きが悪くなっていることが多いで
す。
また五十肩の患者さんは肩の周りの皮膚温が低下していて、交感神経の作用が低下していると言われています。
そういった肩の冷え、血流を改善する食べ物を、今回ご紹介していきます。
①根菜
まず1つ目は根菜です。
薬膳では根菜は身体を温めると言われています。
根菜に含まれるビタミンC・Eには血流を改善する効果があり、ビタミンCは他にも皮膚や血管、神経の再生・修復に必要なコラーゲンの生成にも関わります。
具体的な食べ物で言うと、じゃがいも・にんじん・大根ですね。
しかもこれらは冬が旬で一番栄養価が高いと言われています。
五十肩も同じく冬に起こりやすいと言われていますので、そういった部分でもおいしいだけでなく身体も温まりやすい、ぴったりの食べ物だと思います。
ちなみに大根は葉っぱにも多くビタミンCが含まれているので、お味噌汁などにして余ることなく召し上がっていただくと、より効果があると思います。
②赤身の肉
2つ目は赤身の肉です。
赤身の肉に含まれるタンパク質は保温の効果があります。
他にも筋肉を作る効果があることは皆さんもよくご存知だと思います。
ただ赤身の肉を食べればよいということではなく、具体的にはよく動き回る動物が良いとされています。
牛や豚よりも、鶏肉やラム肉などが良いとされています。
特に昨今美容健康ブームでも、ジビエであるラム肉は注目されていますので、保温も美容も両方とりたい方はラム肉がオススメです。
お肉の匂いが苦手な方は生姜を合わせて調理していただくと匂いも消せて食べやすくなりますし、生姜自体も根菜なのでもちろん保温効果もあります。
③果物
3つ目は果物です。
果物にはビタミンC・E・B1が含まれており、それらは血行促進を促して体を温める効果があります。
その中でも薬膳では身体を冷やす食べ物と、温かくする食べ物があると言われています。
その簡単な見分け方があります。
それは果物の採れる方角です。
北の方、寒いところで作られている果物は身体を温める食べ物です。
逆に南の方、暖かいところで作られている果物は身体を冷やす食べ物とされています。
寒い地域→身体を温める果物
暑い地域→身体を冷やす果物
このように、適材適所、地域に順応するように非常によくできています。
ですので、具体的に身体を温める果物は、寒いところをイメージしていただくと分かりやすいです。
例えば、りんご・さくらんぼ・ももなどは東北など寒いイメージがありますよね。
これらはビタミンC・Eが豊富なだけでなく、カリウムが少ないです。
カリウムが多いと利尿作用によって尿が排出されることで体温が低下してしまうので、身体を温めるにはカリウムが少ない果物が良いと言えます。
五十肩の血流改善のためには、寒いところで作られている果物がオススメです。
五十肩に効く食べ物とは?まとめ
今回は五十肩に効く食べ物について解説していきました。
①根菜→じゃがいも・にんじん・大根
②赤身の肉→鶏肉・ラム肉
③果物→りんご・さくらんぼ・もも
これらをうまく食事に取り入れながら体の中からも治療力をUPさせて、早々に五十肩を撃退していきましょう。
また、五十肩の石灰化になりやすい食べ物についてはこちらでまとめています。
>>肩の石灰化になりやすい食べ物はなに?石灰を溶かす食べ物も
もしご質問がございましたら、YouTube上で質問も承っております!
以上、院長の田邊こと、ベンベン先生でした!
ではまた!
田邊 雄(たなべ ゆう)院長(全日出勤) 通称;ベンベン先生、身長先生
略歴
2011年 金沢医科大学卒業
2018年 日本整形外科学会認定整形外科専門医取得
2018年 順天堂大学博士号取得
2020年 東京神田整形外科クリニック開業