五十肩に効く食事とは?おすすめ食材3選で治癒力UP!
【オススメ食材3選!】五十肩〇〇食べて治癒力UP!【知識編】
東京神田整形外科クリニック、五十肩リハビリ治療責任者・理学療法士主任の石山こと石Pです。
今回は五十肩オススメ食材3選!〇〇を食べて治癒力UP!というテーマについて、解説していきます。
五十肩の原因
「治療のために食べた方がいいものはありますか?」とよく聞かれますが、こちらをご紹介していきます。
五十肩の原因の1つは、血流が悪いことが挙げられます。
実際に冷えると痛くなったり、動きが悪くなったりします。
あとは五十肩の患者さんは肩の周りの皮膚温が低下していて、交感神経の作用が低下していると言われています。
そういった血流を改善する食材を、今回ご紹介していきます。
①根菜
まず1つ目は根菜です。
薬膳では根菜は身体を温めると言われています。
根菜に含まれるビタミンC・Eには血流を改善する効果があると言われています。
ビタミンCは他にも皮膚や血管、神経の再生・修復に必要なコラーゲンの生成にも関わります。
具体的な食材はじゃがいも・にんじん・大根ですね。
しかもこれらは冬が旬で一番栄養価が高いと言われています。
五十肩も同じく冬に起こりやすいと言われていますので、そういった部分でもぴったりの食べ物だと思います。
ちなみに大根は葉っぱにも多くビタミンCが含まれているので、お味噌汁などにして余ることなく召し上がっていただくと、より効果があると思います。
②赤身の肉
2つ目は赤身の肉です。
赤身の肉に含まれるタンパク質は保温の効果があります。
他にも筋肉を作る効果は皆さんもよくご存知だと思います。
具体的にはよく動き回る動物が良いとされています。
牛や豚よりも、鶏肉やラム肉などが良いとされています。
昨今美容健康ブームでも、ラム肉はジビエで注目されていますので、保温も美容も両方とりたい方はラム肉や鶏肉がオススメです。
お肉の匂いが苦手な方は生姜を合わせて調理していただくと匂いも消せますし、生姜自体も根菜なので保温効果もあります。
③果物
3つ目は果物です。
果物にはビタミンC・E・B1が含まれており、それらは血行促進を促して体を温める効果があります。
その中でも薬膳では身体を冷やす食べ物と、温かくする食べ物があると言われています。
簡単な見分け方があります。
それは方角です。
北の方、寒いところで作られている果物は身体を温める果物です。
逆に南の方、暖かいところで作られている果物は身体を冷やすとされています。
寒い地域→身体を温める果物
暑い地域→身体を冷やす果物
このように、適材適所で非常によくできています。
具体的に身体を温める果物は、寒いところをイメージしていただくと分かりやすいです。
りんご・さくらんぼ・ももなどです。
これらはビタミンC・Eが豊富なだけでなく、カリウムが少ないです。
カリウムが多いと利尿作用によって体温が低下しやすいので、身体を温めるにはカリウムが少ない果物が良いと言えます。
五十肩の血流改善のためには、寒いところで作られている果物がオススメです。
まとめ
五十肩は〇〇を食べて治癒力UP!について解説していきました。
①根菜→じゃがいも・にんじん・大根
②赤身の肉→鶏肉・ラム肉
③果物→りんご・さくらんぼ・もも
これらをうまく食事に取り入れながら治療力をUPさせて、早々に五十肩を治せるようにしていきましょう。
引き続き、五十肩をしっかり治していきたいという方は、過去のブログも参考にしてみて下さい。
また、YouTubeチャンネルでも詳しく解説しています。
実際にリハビリを受けたい方は、当院にお電話にてリハビリの予約を取って頂けるといいと思います。
その際は、理学療法士の石Pをご指名下さい!
また、五十肩専門YouTubeチャンネルでも詳しく解説しています。
以上、理学療法士の石Pでした!