プレミアムエクソソームの特徴とその治療効果について【膝再生医療】
みなさん、こんにちは。
東京神田整形外科クリニック膝治療責任者・理学療法士 神林と、医師医学博士・整形外科専門医、東京神田整形外科クリニック院長田邊です。
本日は、圧倒的な治療効果を期待できるプレミアムエクソソームについてお届けしたいと思います。
- 膝の痛みを治したい
- 半月板損傷や変形性膝関節症と診断された
- 膝の再生医療を検討している
このような方は、ぜひこのブログを最後までご覧になってください。
【目次】
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
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プレミアムエクソソームの治療効果
理学療法士 神林
結論として文献上、ウォートンジェリープレミアムエクソソームは、
- 膝の痛みが治る
- 膝の炎症を抑制する
- 膝軟骨を再生する
という効果が非常に期待できる治療になります。
その中で、みなさんがYouTubeや本などで文献データを見ることがあっても、どのように治療成績が上がっていくかはあまり見たことがないと思いますので、当院で初公開していきます。
どのような変化で良くなっていくのかを院長と解説いたします。
田邊院長
ウォートンジェリープレミアムエクソソームは変形性膝関節症や半月板損傷といった方に非常に有効な治療です。
そのように診断された方は、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
通常は、ヒアルロン酸注射やステロイド注射、それで効果がなかったら手術を提案されることが多いでしょう。
しかも、手術は半月板損傷に関していうと、ただ取ってくるだけで全く治っていないケースもあり、なかなか難しいのが現状です。
それに対しプレミアムエクソソームは、半月板損傷や変形性膝関節症を根本的に治すことが期待できます。
アプローチ方法が全く違うわけですね。
ウォートンジェリープレミアムエクソソームの特徴
田邊院長
ウォートンジェリープレミアムエクソソームの特徴として「0歳の細胞」が原材料になっています。
みなさんおいくつでしょうか?
おそらく20歳以上の方が多いと思います。
50歳から80歳の方が1番のメインボリュームになりますが、みなさんの細胞は残念なことに少しずつ劣化しています。
ご高齢の方の細胞からは、SASP(老化因子)といわれるものが出ています。
細胞は元気な細胞であれば、サイトカインや成長因子などいろいろなエキスを出すことができ、それらを使用したものが、再生医療の効果の種になります。
その一方で、年齢があがってくると良いエキスと同時に悪いエキスも出てきてしまいます。
そのために2022年は「自分の細胞を使うからいい治療」と説明することが多かったのですが、2023年からは、0歳の細胞を使って膝を治すという考え方に変わりつつあります。
ウォートンジェリープレミアムエクソソームは
- 膝の痛みが取れる
- 膝の炎症が抑えられる
- 膝の軟骨が再生する
といったことが文献上でも非常に多く発表されています。
具体的には、以下の効果が示されています。
- マクロファージM2をどんどん極性化していく
- 炎症を抑えていく
- 軟骨を造成させる
- Ⅱ型コラーゲンを造成させる
本当にたくさんのデータが出ていますので、はっきりいってこれで効果がないという先生がいましたら勉強不足だと思います。
現在、十分なデータが出つつあります。
もちろん我々も他人のデータだけではなく、自分たちの治療成績についても検討して参りました。
その検討した内容の一部を、本日公開させていただくのですが、非常に自信があります。
まず確率に関しては「90%以上の人に効果があった」というデータが我々の方で既に出ています。
100%ではありませんが、90%以上の人に効果がありました。
みなさんに受けていただくには、十分価値があるのではないかと思います。
昨年の段階では、どれだけのエクソソームを入れるべきなのか熟考を重ね、実際に投与もさせていただきました。
検討を重ねた結果、30億個のエクソソーム投与が適切と考えています。
1回あたり、エクソソームを30億個投与していく形になります。
さらにほかの病院で膝の最終医療を受けるにあたり、静脈注射の提案を受けた方がいますが、それはおそらく整形外科専門医ではないでしょう。
全身投与もいいのですが、ファーストチョイスは関節内投与になります。
その中で、関節内投与+静脈注射と併用することは、すごく良い治療ですが、関節内投与をすることが大切です。
全身投与に関しては、年齢が重要だと考えています。
若い人に関しては、関節内投与だけで良いケースも多いでしょう。
ただし、ご高齢になるとやはり全身の問題も出てきますので、ある程度の年齢が経ってきた人は、全身投与+関節内投与をお勧めします。
また、投与回数も重要です。
治療は1回だけでは適切な効果が得られません。
理学療法士 神林
複数回治療することが大切になりますね。
田邊院長
複数回行うことが重要ですし、投与間隔も非常に大切なポイントになります。
投与間隔については、後述いたします。
このように、適切な治療方法や治療回数の根拠を持っているクリニックで行うことが大切です。
POINT
多くのデータを持っていたり、経験が豊富なクリニックで必ず治療を受けましょう
副作用について
田邊院長
副作用に関しては、去年だけでもかなりの数を行いましたが副作用が出現した人はいませんでした。
理学療法士 神林
副作用がでた方は、0人でしたね。
田邊院長
みなさんが心配するような副作用は、ほぼ起きないと考えていただいて良いでしょう。
自信を持ってみなさんに提供できる治療です。
また、製剤に関しては東大と共同開発して作ったものになり、安心できる製剤になっています。
実際の治療データ
田邊院長
では、神林の方から、実際の当院の治療データを共有させていただきます。
理学療法士 神林
ここから、私が集計しているデータをみなさんに共有いたします。
画像1
こちらのデータは、実際に6回投与後の患者様のデータになります。
この表では、「注射前」「1V(1回投与)後」「2V(2回投与)後」「3V(3回投与)後」のデータをみなさんに共有いたします。
こちらは『KOOS(膝関節評価スコア)』を用いて”痛み”だけを抜粋したデータになります。
KOOSの”痛み”というのは、100点満点で、「100点が1番良い」「0点が悪い」と捉えていただければ良いと思います。
「注射前→41.7」と半分以下の値で、結構痛いという患者さんが多かったですね。
頻度として「いつも痛い」「日に1〜2回痛い」という方が、膝の痛みを治すためにプレミアムエクソソームの使用を希望した患者さんになります。
その患者さんに対して、関節の中にエクソソームを投与した結果、1V後→72.2、2V後→88.7、3V後→91.5まで改善し、100点にほぼ近くなっている値になりました。
3V後からは、値が落ちないデータになってきて、100点に近づくようなデータ集計がとられています。
プレミアムエクソソームは、非常に短期的な効果もあり、長期的な効果も期待できる治療だと考えています。
これは、変形の程度や年齢、体重で効果が左右されますので、まずは整形外科専門医の診察を受けることが大切です。
当院で扱っているウォートンジェリープレミアムエクソソームに関しては、このようなデータが確立されてきていることを共有させていただきました。
膝の痛みを治したい方、半月板損傷、変形性膝関節症と診断されて悩んでいる方がいらっしゃいましたら、こちらのデータを参考にしていただければ幸いです。
このように、1V後から3V後までデータ集計をしましたが、これは持続効果がありますよね。
田邊院長
そうですね。
持続効果に関しては2つの視点が重要になってきます。
短期的な視点と長期的な視点になります。
これは打ったら打った直後から効果を実感できます。
いわゆる短期的な目線だと、まずは2週間で一旦効果が薄れる感覚に陥ります。
ただし、その時点では先ほど見ていただいたスコア通り、痛みがかなり改善している状態です。
スコアは大体そこで持続するんですが「ちょっと切れてきたかな?」と思うころに、少しずつ効果が下がってくるフェーズに入ります。
効果が少し下がってくるため、2週間おきに投与を行っております。
さらに少し悪くなりかけるところで、もう一回やるとまた効果が上がります。
悪くなるとまた治療して効果をあげるという流れですね。
このように投与感覚を2週間おきにすることで、治療前に比べ非常に効果を実感できると思います。
現在は、6回治療を受けていただいています。
スタンダードのやり方であれば、2週間おきに6回行い、3ヶ月の治療期間になります。
エクソソームには軟骨が再生する力があるため、2週間の治療感覚にすることで効率的に軟骨が修復され痛みがよくなっていくと考え、現在はこの方法で行っています。
重症度が高い人に関しては、治療を1週間おきに行ったりもします。
ただ、スコアが90点や95点まで上がってくると、それ以上の改善を目指すのはややハードルが高くなります。
そのため今度は、長期的にその効果を持続させるという方法に走ります。
1ヵ月おきに打つ、さらに2ヶ月おきに打つなどどんどんスパンを伸ばしていきます。
そのように、治療効果をより長くするという方法もあります。
また、データによると幹細胞培養治療は、1回の投与でも12ヶ月以上効果が持続するといわれています。
理学療法士 神林
本当にそうだと思います。
田邊院長
エクソソーム治療に関しては、それよりもさらに進んでいますし、複数回投与を行ってより一層暴露期間を長くしていきます。
POINT
幹細胞培養上清液の2倍以上の効果も十分に期待できる
理学療法士 神林
幹細胞治療に関しては、1回投与してもう1回投与すると、アレルギー反応が出やすいと言われています。
しかし、ウォートンジェリープレミアムエクソソームはアレルギー反応なしで複数回投与できるというのがメリットになりますね。
田邊院長
複数回治療を行うことが再生医療において非常に重要ですので、そのような治療を安全に行えるということもメリットになると思います。
注意点
理学療法士 神林
そんな魅力的なウォートンジェリープレミアムエクソソームの注意点を伺いたいと思います。
田邊院長
まずクリニック選びでの注意点は、エクソソーム治療や再生医療に対して情熱を持って行っているかが重要です。
ホームページに名前も顔も出さないで、裏でこっそりやっている先生もいますが、私はあまり好ましく思わないですね。
私は自分の名前も顔も出していますし、少なくとも私は自分の意見を言えるようにしています。
情熱があり信念を持って治療を行っている先生を選ぶといいと思います。
次に、再生医療の経験数や再生医療以外の経験が豊富かどうかも重要です。
再生医療だけではなく、保険診療もやっているクリニックなどは網羅的・包括的に患者様を見ることができるのではないかと思います。
良い先生かどうか判断するのはすごく難しいです。
少なくとも専門医資格や医学博士を持っていること、論文を書き学会発表しているなどは最低ラインだと考えています。
少なくともそういった経歴のある先生を選んでいただくといいでしょう。
製剤の注意点としては、
- 国際基準のMISEV2018を満たしている製剤かどうか
- 製剤にSASP(老化因子)が含まれていないか
が重要です。
SASPを含んだ悪い製剤も世の中にはあるため、みなさん騙されないように注意してください。
先ほど我々のデータを少し公開させていただきましたが、データをしっかりとっていて、それを研究しているクリニックを選ぶことが大切です。
漠然と投与しているだけではなく、どういった治療が良いのか試行錯誤しているところが良いでしょう。
我々は改良に改良を重ねて、投与間隔や、投与回数など治療効果が高いものはなにかを常に考えています。
その中で、経験を踏まえ6回投与がベストである、という今の治療法になっています。
そのように、客観的なデータを用いて評価し・研究しているクリニックを選ぶと良いでしょう。
まとめ
理学療法士 神林
このように、データを公開できる製剤や、自分やクリニックに自信を持っていることが大切ですね。
それにより、みなさんに喜んでいただけるような治療を提供できるのだと思います。
- 膝の痛みを治したい
- 半月板損傷・変形性膝関節症で悩んでいる
- 手術を検討している
このような方は、本ブログを参考にクリニックを選んでいただければと思います。
田邊院長
我々はこのエクソソーム治療に関して、非常に自信を持っています。
先ほど神林の方からあったように、この治療は素晴らしいものだという自負が我々にはあります。
当院が真摯に治療と向き合ってきて、治療実績が伴い、確実にみなさんに再現性を持って治療を行えるという自信もあります。
我々はそういったものを提供できる職業についているという喜びも大きいです。
自信を持っておすすめできるこの治療を、みなさんに受けていただければ嬉しく思います。
これからも膝に関する情報を一生懸命配信していきますので、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。
膝専門YouTubeチャンネルでも配信していますので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いいたします。
質問がある方は、コメント欄よりメッセージをください。
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