PRPに代わる最新の治療法!最適治療のエクソソームとは
みなさん、こんにちは。
東京神田整形外科クリニック、副主任の森祐弥です。
今回のテーマは、「【膝痛の最適解】PRPは古い?最新治療のエクソソーム」です。
本記事は以下のような方のための内容となっています。
- 「PRP療法を勧められたけどよく分からない」
- 「PRP療法を受けたけど膝の痛みが治まらない」
- 「再生医療といっても種類が多くてよく分からない」
最後までご覧いただくことで、PRP療法だけでなくさらに先進的な治療方法について知ることが可能です。
膝痛の治療にはご自身にとってベストな治療法を選択することが重要です。
ぜひ、本記事をご一読いただき、最新の治療法を理解するのにご活用ください。
【目次】
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
再生医療治療について詳しく見てみる
PRP療法は古い治療なのか?
再生医療の可能性を追求し続けている当院からすると、PRP療法と聞くと、正直「もっと良い治療ができる」という印象です。
PRP療法は、自分の血液を用いて膝軟骨や半月板損傷を修復する治療であり、再生医療の一種です。
体に傷ができたときに、血液中の血小板や成長因子が傷を治す働きをします。
PRP療法においても、自分の血液から血小板や成長因子を高濃度に含む部分に分離して膝に投与するため、内部の炎症を抑制するということです。
PRP療法は、再生医療という言葉が聞かれ始めた2015年頃から行われている治療法であり、長い年月が経っているといえるでしょう。
再生医療のなかでも多くのクリニックで実施されている治療法であり、おそらく、数十万人の方がこの治療法を受けられたかと思います。
もちろん、一定の効果が確認されているといった意味ではPRP療法は良い治療であることは間違いありません。
ただ、現在はエクソソーム治療が最も優秀な治療法であるといえるでしょう。
PRP治療を既に受けられている方、あるいはこれから受けようか迷われている方は、ぜひ次項でお話しする最新の再生医療についてもご理解いただき、より良い選択をしていただきたいと思います。
PRP療法よりもエクソソーム治療がおすすめな理由
再生医療のなかでも、当院でおすすめしているのがエクソソーム治療です。
なぜPRP療法よりもエクソソーム治療がおすすめなのかは、3つの理由があります。
- エクソソームのほうが治療効果が高いため
- 早期に治療が開始できるため
- 安全性についても遜色がないため
以下でそれぞれ、解説します。
エクソソームのほうが治療効果が高いため
PRP療法よりもエクソソーム治療がおすすめな理由の1つ目は、エクソソームのほうが治療効果が高いことです。
PRP療法とエクソソーム治療はどちらも再生医療ではあるものの、決定的な違いがあります。
PRP療法には、膝の軟骨を再生する効果はあまりないということです。
変形性ひざ関節症などによる膝の痛みの多くは、すり減った軟骨が膝関節の関節包内部の滑膜を傷つけ、刺激することで痛みを感じます。
そのため、膝の痛みを抑えていくには、今炎症となっている部分を鎮静化させる必要があるでしょう。
加えて、将来の膝軟骨のすり減りを防ぐことも欠かせません。
しかし、PRP療法の場合炎症を抑える効果はあるものの、膝の軟骨のすり減りを抑えたり、再生させたりする効果が十分にあるとはいえないでしょう。
血液由来のPRP療法は失われた幹細胞を補充する機能を持つ細胞は含まれていないためです。
血小板による働きはゼロではないですが、幹細胞と比較するとレベル感はかなり下がってしまいます。
根本的な改善につなげるのは難しいでしょう。
一方で、エクソソーム治療では、炎症の抑制効果だけでなく、膝軟骨の再生効果も得られることが分かっています。
特に、若い細胞であるほど再生効果が高いとされており、当院で使用している赤ちゃんの臍帯を使用したウォートンジェリーエクソソームは最大限の軟骨のさいせいこうかを見込めるでしょう。
「炎症抑制効果が中心のPRP療法」と「炎症抑制と軟骨の再生を実現するエクソソーム治療」であれば、当然エクソソーム治療の方が効果が高いといえるでしょう。
早期に治療が開始できるため
PRP療法よりもエクソソーム治療がおすすめな理由の2つ目は、早期に治療が開始できることです。
PRP療法の場合、ご自身の血液を用いて製剤を作るのが一般的であり、長ければ1ヶ月以上もの機関が必要となります。
その間は当然治療開始ができないため、膝の症状が進行してしまう可能性があるでしょう。
一方、エクソソーム治療の場合、当院では臍帯由来のウォートンジェリーエクソソームを使用するため、製剤を作るための待ち時間は発生しません。
早ければ、診断当日に治療開始が可能であり、その分痛みが和らぐまでの期間も短くなるといえるでしょう。
安全性についても遜色がないため
PRP療法よりもエクソソーム治療がおすすめな理由の3つ目は、安全性についても遜色がないことです。
PRP療法は自分自身の血液を使用するため投与による拒否反応が発生しない点はメリットといえます。
ただ、エクソソームに関しても副作用は、当院でも今のところ認められていません。
理論的にも発生しにくいといえるでしょう。
脂肪幹細胞培養治療と原理は同じであり、副作用のリスクはかなり少ないためです。
PRP療法は悪い治療とはいえません。
ですが、今はもっと治療効果や安全性が優れているかつ早く投与ができる、新しい再生医療が生まれています。
PRP療法を検討している方も、ぜひエクソソーム治療を選択肢の一つに入れてみると良いでしょう。
PRP療法で効果が十分に得られなかった方にもおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「【膝痛の最適解】PRPは古い?最新治療のエクソソーム」についてお話しました。
- PRP療法は2015年頃から行われている血液を使用した再生医療
- エクソソーム治療はPRP療法よりも新しいものであり、治療効果・安全性に優れており、早期に治療開始が可能
- PRP療法だと炎症抑制効果のみだが、エクソソーム治療だと加えて軟骨の再生効果がある
公式LINEでは、ひざに関する相談も承っております。
ぜひお気軽にご登録ください。
また、当院では定期的にひざ治療の説明会を実施しています。
詳しくは、以下のリンクをチェックしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた!
これからも膝に関する情報を一生懸命配信していきますので、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。
膝専門YouTubeチャンネルでも配信していますので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いいたします。
質問がある方は、コメント欄よりメッセージをください。
また、当院の公式LINEをお友達登録していただくと、LINEでも膝に関するご相談をしていただけます。
当院ではひざの治療説明会を定期的に行っております。
この説明会では、ひざの病態やひざの最新治療を知ることができます。
このようなお悩みをお持ちの方は是非当院のひざ治療説明会へお越しください!
- 膝が痛い
- 正座やしゃがみこみ、階段が辛い
- 変形性膝関節症と診断された
- 半月板損傷と診断された
- 手術療法を勧められた
- ヒアルロン酸が効かない膝の痛みがある
- リハビリテーションの効果がない
- 再生医療に興味がある
ひざ関節の専門家がみなさまに最新の治療方法を解説します。
完全無料・過去回すべて満員御礼の大人気の説明会で、皆さんへの特別特典もご用意しております!
ぜひご参加ください!
詳しくはこちら
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
再生医療治療について詳しく見てみる