膝痛改善!半月板損傷とエクソソーム治療について
皆さんこんにちは。
東京神田整経外科クリニック膝治療責任者理学療法士の神林と
医師医学博士整形外科専門医東京神田クリニック院長の田邉です。
本日は医師が教える膝のエクソソームで半月板を治す方法について徹底的に解説していきます。
- 現在膝の痛みを治したい方
- 半月版損傷と診断された方
- 再生医療を検討している方
この記事をご覧いただくと半月版損傷の正しい治療法を理解することができ早期に膝の痛みを改善することができます。
是非最後までご覧いただいて治療選択の1つとしてください。
【目次】
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
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半月板損傷を治す治療について
理学療法士 神林
ウォートンジェリーエクソソームは膝の痛みを改善する、炎症を抑える効果が非常に期待できる他に膝の軟骨を再生するとも言われていますので半月版損傷と診断された方に対して非常に有益な治療法となりますのでこれから院長と徹底的に解説していきますので最後までご覧ください。
田邊院長
半月版損傷と診断された方はウォートンジェリーエクソソームが有効です。
半月板損傷とは
まず半月板をご存知でしょうか?
「月が半分」ということで三日月の形をした膝のクッションです。
なぜかそれを「半分」と表現していますが、そのような板です。
写真1
膝の中にあって大腿骨と脛骨の間に挟まれています。
外側と内側にあって輪状になっています。
外側と内側という感じになっています。
役目としては荷重の分散です。
大腿骨の先端は丸くて脛骨の先端は平らです。
これが重なるととても不安定です。
なので半月板みたいなものがないと膝はとても不安定になります。
接している面積がとても狭いのでそこに荷重が乗ってしまいます。
その部分を解決するのが半月板になります。
半月板損傷の症状
半月版が損傷すると歩く時に痛みが出たり壊れてしまうと「クリック音」が鳴るようになります。
膝の動きが悪くなる「キャッチング」や膝が動かなくなる「ロッキング」という症状が出る場合もあります。
半月板が損傷してしまうと軟骨のすり減りも早くなりますので、変形性膝関節症の進行にも繋がってしまいます。
横田先生は「ホップ・ステップ・ジャンプ」と分かりやすく表現しています。
半月板損傷を契機に変形性膝関節症が始まってしまうとも言われたりします。
理学療法士 神林
半月板は膝関節に非常に大事な役割となっていますが半月版損傷してしまった方にはどんな治療選択がされますか?
半月板損傷の治療
田邊院長
まずは保険診療の話からしたいと思います。
半月版損傷に関しては「様子見てください」というのがほとんどの場合だと思います。
それに対して診断であればMRIという検査が有効です。
MRI検査をやって半月板損傷と確定診断することがほとんどです。
治療に関して言うとグレーゾーンではありますが、ヒアルロン酸注射はある程度有効だと考えてます。
軟骨のところにジェリー状のものが入ってくると半月板の負担が減りますからある程度は有効だと考えられます。
変形性膝関節症は保険を通して良いですが半月板損傷は通してはいけないとなっていますのでそこはグレーゾーンです。
しかも半月板というのは軟骨と同様なんですけども血流があまり流れてないと言われていて、修復が期待できないのです。
なのでその様子を見てくださいと言われて実際良くならないんです。
理学療法士 神林
半月板の中が阻血状態というか血液が回らない状態ですよね。
田邊院長
保険診療は国が決めた治療をやらなければいけないのです。
それで進行してくると手術が検討されます。
関節鏡というもので、カメラを覗いてお医者さんが行います。
関節鏡の手術には2種類あります。
- 半月板を取る手術
- 半月板を縫合する手術
取る方の手術は単純に邪魔になっているところを取ってしまいます。
昔は相当されてたそうで半月板が痛くなったら「半月板を全部取って来ました。」と言われていました。
今はあまり勧められていないです。
それに対して、縫合です。
縫合は非常に良い手術です。
昔から半月板は縫合する時に血餅といって血の塊を入れて縫合する方法がありました。
今思うとその方法は再生医療なんですよ。
実は血液中の血小板が修復に働いているのでやってることは再生医療と同じだったのです。
昔から再生医療と半月板損傷の相性は良かったんですね。
あの時は「再生医療」という単語がなく、単純に血餅を入れるだけの治療だったんですね。
現在は半月板損傷の治療で新しく出てきたのが再生医療ですね。
再生医療もいくつかの種類があります。
血液由来(PRP療法)や脂肪由来(脂肪幹細胞治療)ですね。
今1番注目されているのはエクソソームです。
私が思っているのは正直ウォートンジェリーエクソソームの一択です。
臍帯由来のエクソソームが一番良いです。
幹細胞培養治療を検討されてる方もいらっしゃると思いますが、現段階では私はもうお勧めしていません。
当クリニックでもつい最近まで治療のラインナップに入っていましたが、外しました。
なぜかというと皆さん少なくとも20歳は超えていると思いますが、20歳を超えた細胞は実はあまり良くないと言われています。
SAS(老化因子)という単語を最近よく目にしますが、50歳とか60歳の細胞だとそれが含まれています。
培養した時に幹細胞からSASPが出てしまいます。
それを膝に戻した時にもしかすると悪化してしまう可能性があるかも知れません。
なおかつ値段が高いです。
色々考えた結果、あまり良くないと考えています。
というよりも、エクソソームが良すぎるんです。
0歳の臍帯由来から取ってくる方が良いし、しかもそれを複数回受けられるわけです。
幹細胞培養治療だとどうしても回数が限られます。
複数回受けることが重要なのでやはりウォートンジェリーエクソソームが1番良いでしょう。
理学療法士 神林
血液由来でも脂肪由来でも時間が必要です。
血液でも3週間必要ですし脂肪幹細胞培養でも6週間は最低でも必要です。
田邊院長
ウォートンジェリーエクソソームだと即日投与できるというのも非常に良い点だと思います。
治療は早く進みますし、複数回投与も可能で、コスパもいいし、若い細胞ですから良いことしかないですね。
理学療法士 神林
半月版損傷と診断された方は保険診療の中でもやはりハビリテーションも非常に重要な役割になっています。
体重を分散させる目的で減量を行ったり膝関節を守る目的で筋トレを行っています。
早期に行うことで変形を予防、遅らせることも可能です。
半月版損傷と診断された方はすぐ保険診療のリハビリテーションに通うのもいいですし、再生医療を検討することも視野に入れてください。
ここまで聞いて半月板損傷に再生医療がバッチリということでした。
ですが、ウォートンジェリーエクソソームには注意点がありますか?
田邊院長
どの治療もやっぱり注意点はあると思います。
ウォートンジェリーの注意点
①再生医療の経験が豊富なクリニックで受ける。
クリニックに限らず、施術するドクターがそのような知見が深いかどうかです。
私も相当いろんな再生医療を経験してきてます。
おそらく日本で1番いろんな種類を経験してるドクターの1人じゃないかなと思います。
その中で最も何がいいかと常に追求し続けた結果が今の現状です。
経験のあるドクタークリニックで受けましょう。
②MISEV2018(国際基準)に則っているかどうか。
写真2
使っているエクソソームがもしかしたら悪いエクソソームの可能性があるかも知れません。
どこの培地を使ってどの原材を使っているかなどが全て整っていないと本当にいいものはできないですよね。
うどんやそばだってこだわって初めていいものができるわけで、適当に作って美味しいそばやうどんができることはありませんから。
エクソソームも品質の高いものを選ぶ。
その基準がMISEV2018です。
この国際基準をきちんと満たしているかをチェックしてください。
③客観的データで評価を行っている。
経験があり、きちんと院内データ使用を行い、効果があるかどうか検討してる病院。
そのようなところで治療を受けるといいと思います。
理学療法士 神林
このようにウォートンジェリーエクソソームに関しては注意点がいくつかあります。
当院では国際基準を満たしており、KOOSという国際的な膝の評価表を用いて経時的変化を見ていっていることで経験も豊富です。
まとめ
今回は半月板損傷とはどんなものなのか、膝のエクソソームで半月板を治す方法について徹底的に解説しました。
いかがだったでしょうか?
半月板損傷と診断された方は是非、院長の再生医療外来にお越しください。
これからも膝に関する情報を一生懸命配信していきますので、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。
膝専門YouTubeチャンネルでも配信していますので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いいたします。
質問がある方は、コメント欄よりメッセージをください。
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当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
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