変形性膝関節症に効果絶大!エクソソームの最新データ
皆さんこんにちは。東京神田整形科クリニック 膝治療責任者 理学療法士 主任の林です。
そして、医師 医学博士 整形外科専門医 「ベンベン先生」こと田邊です。
本日は、皆さんに日本初のエクソソームのデータを全て公開させていただきます。
このデータを用いることで、膝の痛みを改善したい方、半月板損傷や変形性膝関節症と診断された方、手術を避けたい方、再生医療のエクソソームを検討している方に希望を持っていただけるのではないかと思いました。
この記事をご覧いただくだけで、どの治療を受ければ良いのか、エクソソームの効果を理解し、膝の痛みを改善することができます。
【目次】
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
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はじめに
理学療法士 神林
本日は、最新データが語るエクソソームの効果について皆さんに共有させていただきます。このデータは日本初であり、もはや世界初と言えるほど貴重なデータを公開いたします。
ベンベン先生
全国や世界からご覧いただいている医師や専門家の方々にも衝撃的な内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
理学療法士 神林
他のクリニックや病院では、これほどのデータを公開しているところはほとんどありませんので、当クリニックのデータを参考にしていただければと思います。
エクソソームが膝関節に有効であること、安全性についてもお伝えしている通りですが、このデータを見ることで変形性膝関節症や半月板損傷の方にも有効であることが理解できると思います。
さらに、変形性膝関節症には軽度、中等度、重度とグレード表記があり、KL2(軽度)、KL3(中等度)、KL4(重度)と評価されます。
これまでは重症度が高い方には効果が見られないことが多かったのですが、今回のデータでは衝撃的な事が起きていますのでこれから一緒に見ていきましょう。
最新データが語るエクソソームの効果
ベンベン先生
エクソソームの治療は、変形性膝関節症や半月板損傷に有効であることが、今回のデータからも改めて確認されました。
特に今回のデータは、我々のリアルな臨床データであり、これまでの海外の論文や他の論文と比較しても非常に貴重なものとなっています。
エクソソームにはいくつかの特徴があります。
まず、0歳児の胎盤由来であることです。
0歳の胎盤から幹細胞を採取し、エクソソームを抽出するという最新の再生医療の手法を用いており、膝の痛みや炎症を取り除き、軟骨を再生する効果が既に論文上でも示されています。
我々の実感としても、間違いなく効果があると感じています。
今回紹介するデータは、エクソソームが1回の投与で30億個含まれている製剤を使用しました。
関節内に投与する方法で、基本的にはほとんどが関節内投与のデータですが、部分的に直接点滴で併用された方もいらっしゃいます。
このデータは基本的に関節内投与のデータとご理解ください。投与は1回30億個のエクソソームが含まれている製剤を使用していています。
理学療法士 神林
昨日、私がデータを集計したところ、非常に衝撃的なデータだったので、すぐにお知らせしなければと思いました。
対象は変形性膝関節症と診断された25名の方で、ウォートンジェリー・プレミアムエクソソーム30億個を関節内に6回注射し、経過をフォローできた患者さんをまとめています。
ベンベン先生
実際にはもっと多くの方が治療を受けていますが、今回は6回のデータが全て揃っている25名を対象としました。
理学療法士 神林
内訳としては、男性が12名、女性が13名、平均年齢は63.9歳です(最低40歳、最高82歳)。
BMI(ボディマスインデックス)の平均は26(最低20.6、最高37.7)となっています。
変形性膝関節症の重症度評価として、KL2が5名、KL3が11名、KL4が9名でした。
エクソソーム治療前と治療6回後のデータを詳しく見ていきます。
図1
こちらのデータをご覧ください。縦軸がスコア、横軸が時間軸となっています。
「1V(1バイアル)後」とは1回注射が終わったということを示しています。
縦軸はKOOS(膝関節評価スコア)という国際基準で、膝の痛みを評価するための問診票を使用しています。
スコアが高ければ高いほど痛みが少なく、低ければ痛みが強い状態を示しています。
治療前のスコアは48.8でしたが、1回目の注射後には55.3に改善し、この時点で約10%の改善が見られました。
2回目の注射後にはさらに10%改善し、その後も10%ずつ改善していきました。
最終的に治療前の48.8が71.8にまで改善しました。
ここで、KOOSについて少し説明します。
表1
KOOSは、表のような項目で様々な状況での痛みを評価するものです。
最低スコアは0で、最高スコアは100でスコアが高いほど痛みが少ない状態を示しています。
今回のデータでは、スコアが半分以下だったのが71.8にまで改善しており、大幅な改善が見られました。
全体的に1段階ずつ改善しているという理解で良いかと思います。
例えば、膝をひねったり回したりする時の痛みが「非常に痛い」から「少し痛い」に改善したといった具合です。
ただし、全ての項目が平均的に改善するわけではなく、2段階改善する項目もあれば、ステイしている項目もあります。
ベンベン先生
1回や2回の投与ではプラセボ効果も考えられますが、6回連続で効果が見られるということは、エクソソームの実際の効果であると言えます。
今回のデータでは6回の投与が行われましたが、回数を重ねるごとにKOOSの成績が良くなっていくことが確認されました。
6回目まで良くなり続けるということは、7回目や8回目でもさらに良くなる可能性があると考えられます。
今後、エクソソームの投与回数を増やすことで、さらに効果が得られるかもしれません。
ただし、投与回数を増やすことでコストが上がってしまうなどの問題もありますので、その点も考慮しながら治療を進めていく必要があります。
このデータは今後の治療方針を考える上で非常に重要なものとなるでしょう。
表2
次に、変形性膝関節症の重症度ごとに治療成績を見ていきます。
こちらのグラフでは、変形の程度と治療成績を示しています。
冒頭で述べたように、通常、再生医療は軽度の患者に適しているとされていました。
重症の患者には効果が薄いとされ、手術を勧められることが多かったのですが、今回のデータはその常識を覆すものでした。
特に注目すべきは、最も重症度が高いKL4の患者における成績です。
KL4の患者は、治療前のスコアが48.5だったのが、治療後には71.1にまで改善しました。
これは大幅な改善であり、エクソソーム治療が重症患者にも有効であることを示しています。
これまで、重症患者には効果がないかもしれないと言われていた再生医療が、今回のデータでしっかりと効果を示したことは非常に画期的です。
今回のデータから、エクソソームが変形性膝関節症や半月板損傷の治療に非常に有効であることが確認されました。
特に、重症度の高い患者にも効果があるという結果は、今後の治療の可能性を大きく広げるものです。
エクソソーム治療は、これまでの再生医療とは異なり、幅広い患者に効果をもたらすことができると期待されており、別のデータだと92%の人に効果があるとされています。
私たちのクリニックでは、膝の痛みを改善したい方、半月板損傷や変形性膝関節症と診断された方、手術を避けたい方、再生医療に興味のある方に対して、適切な診断と治療を提供しています。
理学療法士 神林
今回のデータを通じて、エクソソーム治療の有効性と安全性を実証することができました。
これからもデータをしっかり取って皆さんに正しい情報をお届けしていきたいと思います。
副作用について
ベンベン先生
エクソソームの投与により、注射部位に多少の腫れが見られることはありますが、ヒアルロン酸注射など他の注射と同様の反応であり、特有の大きな副作用は報告されていないので、エクソソーム治療は非常に安全であると言えます。
写真1
さらに、エクソソームが軟骨を修復する効果についても論文上で示されています。
写真では、変形性膝関節症の赤くなっている部分が、エクソソームの投与後に白くなっているのが確認できます。
これは軟骨が修復されている証拠であり、エクソソームの効果を示す重要なデータです。
私たちのクリニックでは、これからもエクソソーム治療のデータを収集し、効果と安全性を検証していきます。
まとめ
理学療法士 神林
最新データが語るエクソソームの有効性について深堀してお伝えしました。
今後もさらなるデータを基に、より良い医療を提供していく所存です。
患者さんに最適な治療を提供するために、常に最新の情報を基にした治療を行っていきたいと考えています。
エクソソーム治療に興味がある方や、膝の痛みを改善したい方は、ぜひ当クリニックの再生医療外来にお越しください。
適切な診断と治療を提供し、皆さんの健康をサポートいたします。
ありがとうございました。
これからも膝に関する情報を一生懸命配信していきますので、膝痛開放ブログのチェックをお願いいたします。
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当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
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