半月板損傷にも効果がある?エクソソームの効果を検証!
みなさん、こんにちは。
東京神田整形外科クリニック、理学療法士の吉村由基です。
今回は、「半月板損傷の発生原因とエクソソーム治療」について解説します。
本記事は以下の状態の方のための内容といえるでしょう。
- 半月板損傷と診断された方
- 負担の大きいスポーツをしていて膝が痛む方
- 半月板損傷の痛みが再発してしまった方
この記事をご覧いただくことで、半月板損傷に対してエクソソームがベストな治療法であり、なぜ有効なのかが理解できます。
ぜひ、最後までご覧ください。
【目次】
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
東京神田整形外科クリニック
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半月板損傷とは
以前Youtube「膝のエクソソームで膝軟骨が復活する!?治療方法がアツい!」でお話した変形性ひざ関節症に次いで多いのが半月板損傷です。

図1
半月板は、大腿骨(太ももの部分)と脛骨(すねの部分)に挟まれており、クッションの役割を担っています。(図1)
内側と外側の2つあり、傷が入るといった損傷により痛みが生じるというわけです。
また、半月板が損傷すると、膝を曲げ伸ばしする際に、「キャッチング」「ロッキング」といった症状が表れます。
これらが重症化すると、膝に水が溜まりやすくなるため注意が必要です。
半月板損傷は、加齢に伴い進行していくといわれています。
加齢以外だと、ジャンプを繰り返したり、切り返しといった動作をしたりするバスケといったスポーツも半月板を損傷しやすいでしょう。
半月板を一度損傷してしまうと、自然には治りません。
半月板は膝のかみ合わせを良くしているものであるため、半月板の損傷があれば、摩耗が進んでしまいやすく、変形性ひざ関節症の原因になってしまうことも考えられます。
半月板損傷により、膝のかみ合わせが悪くなると、「クリック音」が出現します。
膝の曲げ伸ばしや歩行の際に「クリック音」がある場合は、変形性ひざ関節症を疑ってください。
早く治療するかどうかで治療効果が変わることはもちろん、変形性ひざ関節症への移行を防ぐためにも早期発見・治療が重要といえます。
半月板損傷の治療
半月板損傷の治療は以下の3つが基本的なものです。
- ①保存療法
- ②手術療法
- ③再生医療
半月板損傷の治療は、数多くあるため、ご自身に合ったものを選んでいただけたらと思います。
以下でそれぞれを確認してみましょう。
①保存療法
半月板損傷の治療の1つ目は、保存療法です。
保存療法は、主に「リハビリ」ではあるものの、「ヒアルロン酸注射」や「ステロイド治療」で一時的に症状を抑える治療です。
②手術療法
半月板損傷の治療の2つ目は、手術療法です。
半月板の損傷をつなぎ合わせる縫合術と損傷部分の一部を取る切除術があります。
しかし、半月板は膝のかみ合わせを担っているため、取り除いてしまうことで、「グラグラ」になってしまうことが想像できるのではないでしょうか。
それにより、半月板をなるべく残しておきたいと感じるのではないかと思います。
そのように感じる方に、次の3つ目を紹介したいと思います。
③再生医療
半月板損傷の治療の3つ目は、再生医療です。

当院で最も力を入れている治療であり、膝軟骨を再生する効果があるものです。
半月板に関しては、膝軟骨と同じ成分が含まれているため、再生する可能性は高いといえます。
半月板損傷は、先ほどもお話したように、膝関節の摩耗につながり、変形性ひざ関節症につながる場合があるでしょう。
「変形性ひざ関節症を防いで、ずっと自分の足で歩いていきたい」という方は、早期治療が大切です。
再生医療には、炎症を防ぐ効果もあり、膝の痛みや腫れ・水たまりにも有効といえます。
半月板は膝のかみ合わせを担っているため、手術療法で取り除いてしまうことで、「グラグラ」になってしまうことが想像できるのではないでしょうか。
それにより、半月板をなるべく残しておきたいと感じるのではないかと思います。
そのように感じる方にも、再生医療がおすすめです。
ぜひ、治療方法の1つとして、覚えておいていただけたらと思います。
ウォートンジェリーエクソソームとは
当院は、治療効果の高さと安全性の観点からウォートンジェリーエクソソームを使用しています。
再生医療は、エクソソームやそうではないものなど種類は様々です。
エクソソームは、簡単にいうとパラクライン効果により修復が促進される効果があるものです。
そのなかでも、ウォートンジェリーエクソソームは最も年齢の若い赤ちゃんのへその緒から幹細胞を採取して抽出されています。
加齢に伴う老化因子を極力防げることはもちろん、高い再生能力を秘めているといえるでしょう。
安全面に関しては、当院のウォートンジェリーエクソソームは、日本再生医療学会のガイダンスに基づいて作成されているため、安心してご利用いただけるかと思います。
また、他人である赤ちゃんの細胞を使用するメリットもあります。
自分の血液を培養して再度入れるPRP療法だと、培養にどうしても時間がかかってしまうでしょう。
半月板損傷は先ほどお話したように、早期発見・早期治療が重要です。
そのため、培養に時間を要してしまうと、さらなる大きな損傷や変形性ひざ関節症につながってしまうおそれがあります。
エクソソームによる治療は他人の細胞であるため、即日投与が可能です。
受診いただいたその日に投与できるため、すぐに治療効果を得られるでしょう。
ちなみに半月板損傷が進行してしまって変形性ひざ関節症につながってしまった場合にも、ウォートンジェリーエクソソームは高い治療効果を発揮します。
「ひざの痛みにはエクソソーム」といっても過言ではありません。
(h2)まとめ
今回は、「半月板損傷の発生原因とエクソソーム治療」を解説しました。
・半月板は大腿骨と脛骨の間のクッションの役割があり、損傷することで痛みが生じてしまう
・半月板損傷により摩耗が進めば、変形性ひざ関節症につながる恐れがある
・半月板損傷は早期発見・早期治療が重要であり、「①保存療法」「②手術療法」「③再生医療」がある
・再生医療だと膝軟骨と同じ成分の半月板は再生できる可能性がある
・ウォートンジェリーエクソソームは臍帯由来であり、安全性や治療効果が高い
いかがだったでしょうか。
当院では、医療の導入や情報発信に力を入れています。
今後も患者さま一人ひとりの人生をより豊かにするために尽力して参ります。
当院の強みは、再生医療をリードする専門医が在籍していることや、リハビリが充実していることです。
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- 膝が痛い
- 正座やしゃがみこみ、階段が辛い
- 変形性膝関節症と診断された
- 半月板損傷と診断された
- 手術療法を勧められた
- ヒアルロン酸が効かない膝の痛みがある
- リハビリテーションの効果がない
- 再生医療に興味がある
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