ひざの軟骨が復活する!?最新最強のエクソソーム治療とは?
皆さん、こんにちは。
東京神田整形外科クリニック理学療法士の吉村由基です。
今回のテーマは、「ひざ軟骨のすり減りの根本治療と痛みの原因について」です。
以下のような方は必見の内容です。
- ひざが痛い方
- 軟骨がすり減っている方
- 変形性ひざ関節症と診断された方
この記事では、「ひざ軟骨のすり減りの根本治療」や「軟骨がすり減ることによってなぜひざ痛が起こるのか」などを知ることができます。
従来のひざ治療とは異なる、最先端の医療を解説しますので、最後までご覧ください。
【目次】
当院では膝の再生医療治療に力を入れております。
少しでもご興味を持たれた方は、当院の再生医療治療ページをご覧になってみてください。
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ひざ軟骨のすり減りは治せる?
結論として、ひざ軟骨のすり減りは最先端治療の再生医療で治すことができます。
従来、ひざ軟骨のすり減りの根本治療は難しく、軽度の方はヒアルロン酸注射を打ち続けて軟骨を保護しながらすり減りを遅らせたり、重度の方は手術で痛んでいる軟骨そのものを除去したりなどでした。
ですが、再生医療によって根本治療が可能になりました。
その最新かつ最強の治療法は、ウォートンジェリーエクソソームです。
次項では、エクソソームについて解説していきます。
エクソソームとは
再生医療の中でも、エクソソームという言葉は皆さんも最近耳にするようになったのではないでしょうか。
エクソソームと聞くと、「なんとなく体に良い細胞」と思われるのではないでしょうか。
しかし、厳密に言えば違います。
画像1
文献によると、
「エクソソームとは、細胞から外界に放出される脂質二重膜で囲まれた小胞の一種である。
内部にDNA・RNA・タンパク質などの生理活性物質を含み、ある細胞から分泌されて、別の細胞に取り込まれる。」(画像1)
その性質から、エクソソームは細胞間の情報伝達の新たなツールといわれています。
簡単にいうと、エクソソームは、パラクライン効果とよばれる、細胞に働きかける役割がある物質であり、メッセンジャーといえるでしょう。
細胞そのものとは少し違うものです。
また、エクソソームは細胞を活性化させる働きがあり、がん細胞といったものにも効果がみられてしまうため、がん疾患の方への使用は難しいでしょう。
ただし、がんが完治してから10年以上経過している場合は、一度受診してご相談いただけたらと思います。
当院のウォートンジェリーエクソソームは、人間の赤ちゃんの臍帯(へその緒)から培養された優秀なものです。
人の細胞から採取されているエクソソームが安全なものであることは言うまでもありませんが、できるだけ若い年齢の方から採取したもののほうが治療の効率は良いでしょう。
なぜ軟骨がすり減ると痛いのか
変形性ひざ関節症の方のひざの痛みは、「軟骨が削れちゃったから痛い」と思っている方はいるでしょう。
実は、ひざ関節の軟骨そのものに神経はなく、軟骨がすり減ることが直接痛みにつながっているわけではありません。
画像2
しかし、実際は軟骨がすり減ることでひざの痛みを伴うケースが多いものの、必ずしも 痛むわけではないということです。(画像2)
なぜ軟骨がすり減ると痛みが伴うのかというと、関節包という部分に削れた軟骨がチクチクと刺さることにより傷み、炎症を起こすためです。
なかでも滑膜は神経線維が豊富に含まれているため敏感であり、痛みを感じてしまいます。
この痛みは、飲み薬やステロイド注射でいったん軽減させることは可能ですが、長くはもちません。
また、ヒアルロン酸注射で痛みのない関節を保護しても、一過性の効果といえるでしょう。
痛み自体をなくすには、根本的にひざ軟骨を再生させなければいけません。
軟骨のすり減りを根本的に抑えたり、ひざ軟骨のザラザラを治さなければ痛みを治すのは難しいでしょう。
また、炎症をいかに早く鎮静させるかも大事であり、早期治療が望ましいといえます。
ウォートンジェリーエクソソームの特徴
ウォートンジェリーエクソソームは根本治療につながるものです。
即日投与が可能で、鎮静効果や軟骨の再生に有効といえます。
また、根本治療につなげるには、変形性ひざ関節症の程度を把握しておくことも重要です。
従来、ひざの再生医療は、変形の度合いに比例すると言われていました。
変形の程度はレントゲンで関節の隙間を見ることにより判断できます。
変形性ひざ関節症は、K-L分類に基づいて判断しているところがほとんどです。
表1
KL-1~4まであり、KL-1は疑いレベルで、数字が大きいほうが重度とされています。(表1)
先ほどお話したように、従来の血液由来の再生医療などは変形の程度により治療実績は左右されます。
しかし、ウォートンジェリーエクソソームは、当院の実績データによると、重度のKL-4(手術適用レベル)の方にも効果があることが分かっています。
今まで手術でしか治らないといわれていた方が治る時代がきたということです。
ウォートンジェリーエクソソームは手術が不要であり、手術のような痛みを伴う治療を避けたい方にはとてもありがたい話かと思います。
まとめ
今回は、「ひざ軟骨のすり減りは再生医療で治せるか」を中心にお話しました。
- ひざ軟骨は最先端の再生医療であるウォートンジェリーエクソソームで再生可能
- ウォートンジェリーエクソソームは手術でしか治療できない重度の方にも適用
- ひざ軟骨自体に痛みを感じる神経はなく、ひざ痛を改善するには根本治療が大事
これらのポイントを覚えておいていただけたらと思います。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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