【膝の痛みと体重】インボディで体重と膝痛の関係性がわかる!?
東京神田整形外科クリニック、理学療法士の神林です。
本日も膝に関する内容をお伝えしていきます。
膝関節に悩みがある方は、ぜひ最後まで見て下さい。
本日は、インボディを計測すると膝痛がわかる!?について解説していきます。
インボディを計測すると膝痛がわかる!?
インボディとは、こちらになります。
インボディとは、簡単に言えば
・体重
・筋肉量
・脂肪量
・水分量
これらを計測して、現在の体がどうなっているのかを客観的なデータに示したものになります。
実際に計測すると、このような用紙に体のデータが載ります。
大きく分けると6つに分けられます。
①体成分分析
②筋肉・脂肪
③肥満指標
④部位別筋肉量
⑤部位別体脂肪量
⑥体成分履歴
この6つになります。
それぞれ1つづつ解説していきましょう。
①体成分分析
体成分とは、
・水分量
・体脂肪量
・タンパク質量
・ミネラル量
この4つに分類できます。
この4つの項目を用いて
・体重
・筋肉量
・脂肪量
・水分量
これらを計算していくという流れになります。
②筋肉・脂肪
こちらは筋肉量・体脂肪量に注目です。
やはり理想的なのは、筋肉量が多くて体脂肪が少ない値が非常に理想な値になります。
ここで膝が痛い人、膝痛に悩んでいる人は、傾向として筋肉量が少なくて体脂肪量が多い状態になりますので、こちらもぜひ参考にして下さい。
③肥満指標
肥満指標は、いわゆるBMI=ボディマスインデックスになります。
BMI:体重・身長で計算できる値
また、体脂肪率に注目です。
多くの方はBMIが標準の値ですが、体脂肪率も計算することによって痩せ型肥満、いわゆる低筋肉型肥満に分類されることがありますので、体脂肪率は非常に重要になります。
④部位別筋肉量
部位別筋肉量は非常に重要になってくるポイントです。
例えば膝が痛い人・骨折をした人・捻挫をした人などの多くの場合は、怪我をした足に体重をかけないで生活することが多々あります。
そうすると必然的に筋肉量が落ちていきますので、膝痛につながってくる可能性が高いです。
このデータを使ってどこの筋肉が少ないか判断していきます。
⑤部位別体脂肪量
こちらも重要な値になってきます。
多くの場合はお腹に脂肪が溜まりやすい傾向にあります。
⑥体成分履歴
体成分履歴も非常に重要になってくるかなと思います。
体重・筋肉量・体脂肪率、先程重要だとお伝えしたものですね。
こちら3つを経時的に確認することができます。
治療を進めていく段階で、どのように体が変化したか、効果があったのかというのが数字で表すことができるので、やる気にも繋がってくるかなと思います。
まとめ
このように、インボディの6つ項目についてご紹介させて頂きました。
- ①体成分分析
- ②筋肉・脂肪
- ③肥満指標
- ④部位別筋肉量
- ⑤部位別体脂肪量
- ⑥体成分履歴
「どのような運動をした方が自分に合っているのかな」
「どのように生活を送った方が膝に負担なく生活ができるかな」
など、客観的なデータを用いて経時的な変化を追うことが可能になっています。
特に膝痛の方・膝が痛い方は体重に関与していることが多々ありまして、色々な文献でも体重が重いと、膝の痛みが増してくるという文献があります。
そのためインボディを使用して、適切な体重・運動などを一緒に検討できるかなと思いますので、一度試してみてもいいと思います。
また膝痛で悩んでいる方は当院を一度受診して頂き、インボディを計測することによって適切な体重・運動指標などを行えますので、ぜひ相談しに来て下さい。
今回はインボディを計算すると膝痛がわかる!?について解説しました。
今後も膝に関する記事を配信していきます。
YouTubeも投稿していますので、チャンネル登録・コメント・イイねをよろしくお願いいたします。
以上、理学療法士の神林でした。