【変形性膝関節症を改善】膝裏には大事な筋肉がある!!
東京神田整形外科クリニック、理学療法士の神林です。
今回も膝に関する記事を配信していきます。
今回は、変形性膝関節症を改善!膝裏には大事な筋肉がある!について解説していきます。
膝裏の大事な筋肉について
変形性膝関節症や、膝の痛い方の多くの方に共通してめちゃくちゃ大事な筋肉になりますので、皆さんに共有していきたいと思います。
膝裏には大事な筋肉があります。
その筋肉の名称は、膝窩筋(しつかきん)という筋肉になります。
膝窩筋という筋肉は、大腿骨外側から脛骨内側、簡単に言えば太ももの外側からすねの内側に付着しています。
膝関節を曲げたり、すねの骨を内側に捻ったりする作用があります。
通常は膝関節はスクリューホームムーブメントという動きを特徴としており、膝関節を伸ばした時に下の脛骨と言われるすねの骨が外側に捻れることで骨がロックされる、という特徴を持っています。
これはどういうことを示しているかというと、膝窩筋が何らかの影響によって固くなってしまったり、常に緊張が高くて筋肉が頑張っている状態になりますと、作用の方向に膝関節が曲がって、下の骨(すねの骨)が内側にねじれてしまうことがあります。
そのため、通常の膝関節の動きを大きく制限してしまう、という解釈ができると思います。
変形性膝関節症との関連について
ここで皆さん気になっているのが変形性膝関節症との関連ですが、変形性膝関節症になると膝が伸びにくいことが非常に多く挙げられます。
中でも膝関節を伸ばせない原因の1つとして、膝窩筋が文献を見ていても多く報告されていますので、非常に重要な筋肉と言えるでしょう。
膝が伸びなくなると運動効率は下がってしまい、体が疲れやすくなる、いわゆる膝が疲れやすくなる・足が疲れやすくなるという解釈です。
それに加えて膝関節の負担が増加してしまうことが非常に多いため、「膝があまり伸びなてないんだよね」「膝を伸ばす時に膝が痛いんだよね」という人は、膝裏のストレッチを強く推奨いたします。
ストレッチのやり方は、以前紹介した記事と動画でご説明しております。
膝裏で一番効くストレッチというのは、①ハムストリングスストレッチになりますので、こちらは是非頑張ってやってみて下さい。
それでも「膝が痛くてちょっと心配だよ」「変形性膝関節症が少し心配だな・・・」という人は、是非当院へご来院下さい。
またYou Tubeのコメント欄でも相談にのっていますので、気兼ねなくご相談下さい。
まとめ
本日は、変形性膝関節症を改善!膝裏には大事な筋肉がある!について解説していきました。
今後も膝関節に関する記事を一生懸命配信していきます!
また、膝専門YouTubeチャンネルもありますので、是非チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
以上、理学療法士の神林でした。