五十肩(四十肩)の当院の良くある治療の流れ(薬や注射での治し方)
当院では約7週間を1クールとして治療を行っていきます。
治療は、注射、リハビリ、湿布、内服などを包括的に活用しながら治療を行っていきます。
以下に具体例を示します。ご参考下さい。
1 初診時・初めてのご来院
初診時はまずは、診断のために
頸椎(首)のレントゲン2枚
肩のレントゲン3枚をもとに医師による診察を行います。
この時点で概ね五十肩(四十肩)の診断がつきます。
※必要に応じて採血にてリウマチではないことを確認することもあります。
軽症の方は湿布のみで経過観察になります。
一方でお痛みや可動域制限の強い
重症例では注射治療が検討されます。
具体的には
初回はステロイドを用いた関節内注射・肩甲上神経ブロック注射が行われます。
内服も症状の強い場合は処方されます。
2 2〜6回目(2-6週目)の通院
最初の診療から約1週間後に再診して頂きます。
初回はステロイド注射を使用しますが、
2回目以降は
ヒアルロン酸関節内注射及びトリガーポイント注射が行われます。
この注射を1週間に1回のペースで5回注射していきます。
この中で症状を見ながら理学療法リハビリを開始します。
3 7回目(7週目)以降
この時点で治療効果判定を行います。
この時点で軽快している方は治療終了になります。
治療効果はあるけどもう少し!という方はヒアルロン酸+トリガーポイント注射をを
2週間おきに行っていきます。また同時並行として理学療法リハビリを行います。
全く治療反応がない場合は
MRIや採血など精密検査を行い再評価を行います。
場合によっては再生医療などの最先端治療を選択致します。
場合によっては漢方の選択も行うこともあります。
上記内容は院長が直接記載しております。